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★ターラ・レーベルの名盤を復刻。リマスタリングを施し音質向上、一層輝きのある美しい音色に生まれ変わりました。 ★イッセルシュテットは1945年から26年間にわたり初代首席指揮者を務めこのオーケストラを鍛え、世界有数のオーケストラに育て上げました。北ドイツ放送響のブルックナーと言えば80年代に首席指揮者を務めたヴァントによる録音が有名ですが、イッセルシュテット時代からすでに偉大なブルックナー演奏を実現していたことがはっきりと分かります。イッセルシュテットが「独特」と語る弦楽器の豊かな音量と暖かみのある音色が十二分に発揮され、輝かしくも幽玄な世界が広がっています。楽譜は概ねハース版に準拠していますが、指揮者独自の解釈により、一部ノヴァーク版に近い変更があります。 ★解説書にはイッセルシュテット自らその半生を語る「セルフ・ポートレート」を掲載。これが大変面白い!ベルリン人であることを誇りにしていたイッセルシュテットがハンブルクを「第二の故郷」と呼ぶようになるまでの変遷、大戦直後にあちこちの捕虜収容所を回り演奏家を集めて創設した北ドイツ放送交響楽団の話など、興味が尽きません。また、このコンビのディスコグラフィも収録しています。 ★第2楽章で多層的に旋律を重ねる弦の美しさ。声部の分離が良く、それぞれから輝かしい歌が聴こえてきます。しかも全体としての肌触りの良さを損なうことがありません。クライマックスではシンバルとティンパニを導入させますが、ノヴァーク版とも微妙に異なる譜面。フィナーレは重すぎず、ときにスピード感すらある快演になっています。大きな幅のダイナミクスで頂点に向かっていく確かな歩みが力強い! (資料提供:キングインターナショナル)【収録予定】 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 【演奏者】ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮) 北ドイツ放送交響楽団 【録音】1968年10月28日 ハンブルク(ライヴ)
HANS SCHMIDT-ISSERSTEDT / ハンス・シュミット=イッセルシュテット
ドイツの指揮者 (1900-1973)