MOZART:SYMPHONIES 38 & 41 / PIANO CONCERTO NO.20, ETC

BRUNO WALTER ブルーノ・ワルター

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レーベル
OPUS蔵
国(Country)
IMPORT
フォーマット
CD
組数
2
規格番号
OPK2118
通販番号
DFN170428-025
発売日
2017年05月20日
EAN
4582158681189
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商品詳細情報

宇野功芳先生追悼の第3弾
2017年新リマスタリング
ワルターとウィーン・フィルの極め付け、
モーツァルト録音の2枚組!


★2016年に亡くなられた宇野功芳先生には、オーパス蔵の育ての親として15年余りにわたり、ライナーノートの執筆、雑誌や先生の著書の中でのベスト盤で紹介していただき、個人の主催するミニレーベルが長く続けられる基礎を作っていただいたと感謝します。宇野先生とブルーノ・ワルターは切っても切り離せない繋がりがあり、オーパス蔵のワルターとウィーン・フィルのSP復刻は宇野先生に捧げる気持ちでまとめたものです。 (「オーパス蔵」主宰: 相原了)

宇野功芳氏の演奏解説からの抜粋 
【アイネ・クライネ・ナハトムジーク】 「アイネ・クライネ」は1936年12月の録音だが、同時期の「田園」や「プラハ」に比べると音質が実に潤沢、透明である。弦楽だけ、しかも編成もいくぶん小さめなのであろう、当時のマイクロフォンにも無理なく収まっている。オーパス蔵のCD化は絶美。こういう音で聴くと、最新のデジタル録音も含め、ワルターの「アイネ・クライネ」は他を大きく引き離して断然トップだ。もう涙が出るほど美しい。

【交響曲第41番「ジュピター」】 完成度の高い、壮麗、立派なニューヨーク盤に対し、ウィーンの「ジュピター」はまるでぶっつけ本番のように即興的だ。意志の力が感じられず、どことなく、なりゆき任せのところがある。テンポは絶えずゆれ動いており、当然、雑なところ、リズムの崩れるところ、腰の軽すぎるところが頻出する。第1楽章も第2楽章も充実感に乏しいが、それを救っているのがウィーン・フィルのエレガントな音色であり、ヴァイオリンのポルタメントであり、フレーズの最後の音の切り方である。

【ドイツ舞曲K.605】 すばらしい名演だ。オーケストラに自由に演奏させながら、全体として小味でしゃれたワルター・ムードが一貫している。第1番の懐かしくも親しみやすい情緒、第2番のきっちりとしないアンサンブルがかもし出す味わい、特にトリオのホルンはリズムといい音色といい、まことに粋である。(以上、宇野功芳) (資料提供:キングインターナショナル)


【収録内容】
モーツァルト:

[CD1]
[1] セレナード第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
[2] 交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
[3] 交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」

[CD2]
[4]「偽の女庭師(恋の花つくり)」序曲 K.196
[5]「皇帝ティトゥスの慈悲」序曲 K.621
[6] ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
[7] 3つのドイツ舞曲K.605

【演奏者】
ブルーノ・ワルター(指揮、[6]ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

録音: [1,2] 1936年、[3,4,5] 1938年、[6,7] 1937年

演奏解説:宇野功芳
原盤:SP
CD国内プレス