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2019年7月の初来日公演で、辻井伸行とオーケストラ・アンサンブル金沢と共演し、華麗な演奏で注目を集めたフランス出身のトランペット奏者ルシエンヌの、「フランスとアメリカ」をテーマにしたセカンド・アルバム。 「トランペットは私の声」と語るルシエンヌ。クラシックだけなく、ジャズの分野でも素晴らしい才能を発揮、既にリリースされたファースト・アルバムでは、バロックやフランスの歌曲から、ガーシュウインやミュージカルの名曲を完璧なテクニックで巧みに演奏、幅広い音楽性を発揮していましたが、今回のアルバムで彼女は「フランスとアメリカ」をテーマに選び、ラヴェル、ミヨーに端を発し、ガーシュウイン、バーンスタインまでの太平洋を横断するレパートリーを披露。ヨーロッパとアメリカの近代作品を自由自在に演奏します。アメリカ映画とミュージカルをとても愛しているという彼女ならではの、愛に溢れた演奏をお楽しみください。また、アルバムの最後に置かれたボビー・ヘブの「サニー」では、彼女の2人の兄弟のフィレモン(ダブルベース)、バルトロメ(ギター)も参加し、親密なアンサンブルも聴かせています。またバックの指揮には、トニー賞も受賞しているハリウッドの指揮者/アレンジャー/プロデューサーであるビル・エリオットがサポートしています。 《ルシエンヌ》 (トランペット) ルシエンヌ(ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ)は1999年生まれのフランス人トランペット奏者。パリ高等音楽学校においてジャズとクラシックの両方のトランペット科で学び、若手音楽家の登竜門である Révélation category of the Victoires de la Musique Classique 2016で優勝したほか、これまでに様々なコンクールで優勝。2017年に若干18歳でワーナークラシックからメジャーデビューを果たし、世界的に高い注目を集めている。2018/19年のシーズンには、ヨーロッパの様々なオーケストラとの共演を予定している。 参考インタビュー記事: https://ebravo.jp/archives/52810 【収録予定曲】 1) ガーシュウイン:『パリのアメリカ人』(メドレー) 2) ラヴェル:『亡き王女のためのパヴァーヌ』 3) ガーシュウイン:『ポーギーとベス』より「愛するポーギー」 4) シャルル・アズナヴール:『フォー・ミー、フォーミダブル』 5) ミヨー:『屋根の上の牛』 6) ムーンドッグ(ルイス・トーマス・ハーディン):『バーズ・ラメント』 7) シドニー・ベシェ:『僕の母だったら』 8) ロバート・ローリー:『まもなくかなたの』 9) バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』(セレクション) 10) クルト・ワイル:『あんたを愛していないわ』 11) ガーシュゥイン:『みんな笑った』 12) ドヴォルザーク:『我が母の教えたまいし歌』 13) バーンスタイン:『キャンディード』より「きらびやかに華やかに」 14) ボビー・ヘブ:『サニー』 【演奏】 ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ(トランペット) ビル・エリオット(指揮) BBCコンサート・オーケストラ 【録音】2019年2月24-27日、ロンドン、エンジェル・レコーディング・スタジオ
LUCIENNE RENAUDIN-VARY / ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ
フランスのトランペット奏者