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★ヴィオラとハープという組合せは一見奇異のように思われますが、これにフルートを加えたトリオはドビュッシーの名作をはじめ玄妙な響きを作り出すことが示すように、相性の良いアンサンブルとなっています。ここではその両者のデュオを集めていますが、オリジナルはバックスの「幻想ソナタ」のみで、サン=サーンスはヴァイオリンとハープ、ブリテンはヴィオラとピアノのための作品。シューベルトの名作を含め、いすれも美しく説得力満点。 ★ヴィオラのシューは1985年上海生まれ。今井信子らに学び、2010年にモスクワで行われたユーリ・バシュメト・ヴィオラ・コンクールで優勝。現在将来を嘱望されるヴィオラ奏者のひとり。ハープのゴドリーヴ・シュラマはオランダのベテラン女流。アスコ・シェーンベルク・アンサンブルのハープ奏者を長年務め、2001年からはデトモルト音楽大学の教授として後進の育成にも力を注いでいます。 (資料提供:キングインターナショナル) 【収録内容】《ヴィオラとハープ》 [1]バックス:幻想ソナタ (1927) [2]サン=サーンス:幻想曲Op.124 [3]シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ D821 [4]ブリテン:ラクリメOp.48~ダウランドの歌曲の投影 【演奏者】シュ・ペイジュン [ペイジュン・シュー] (ヴィオラ) ゴドリーヴ・シュラマ(ハープ)、録音:2019年7月29-31日/マリエンミュンスター・コンツェルトザール(ヘクスター)
PEIJUN XU (VIOLA) / シュ・ペイジン
中国・上海出身のヴィオラ奏者 (1985-)