3,300円(税込)
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音楽家が「耳鳴り」と「音楽」に向き合った、
これまでになかったCDブック。
・NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」4/29(木)放送「"耳の健康"気にしてますか?」に著者が出演!
・NHK「ガッテン!」耳鳴り特集回(2020.4.1)に著者が出演しました!
・「KAI NEWSLETTER」vol.5にて著者、鈴木惣一朗氏のインタヴューが掲載されました!
・「朝日新聞」(2018.11.13朝刊)「ひと」欄に著者・鈴木惣一朗さんが登場!
・「音楽の友」(2018年11月号)にて、『耳鳴りに悩んだ音楽家がつくったCDブック』の書評が掲載されました!評者は小沼純一さんです。
・映画『静寂を求めて』に著者・鈴木惣一朗がコメントを寄せております!
・「レコード・コレクターズ」(2018年10月号)に書評が掲載されました!評者はヒロ宗和さんです。
・9/2(日)坂本龍一さんがナビゲートするラジオ番組 「RADIO SAKAMOTO」 (J-WAVE)に著者、鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)さんがコメント出演!
・岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」の若林恵さんの特別寄稿エッセイで紹介されました!
・「みんなのミシマガジン」青山ゆみこさんの連載「ほんのちょっと当事者」にて紹介されました!
・「音楽ナタリー」にて紹介されました!
・「月刊ラティーナ」(2018年8月号)「特集 日本の新しい室内楽 2018」にて、鈴木惣一朗(a.k.a ワールドスタンダード)インタヴューとともに紹介されました!
・「ぶらあぼ」(2018年8月号)にて紹介されました!
・「月刊ミュージシャン」(2018年8月号)にて紹介されました!
坂本龍一(音楽家)、大石直樹(慶應義塾大学病院 耳鼻咽喉科外来医長)
との「耳鳴り」についての対話を収録。
「耳にやさしいピアノの音、弦楽器の音、ベースの音とはどんなものかを、本作は改めて問い直している。
優しく響く楽曲はどういうもので、どういう録音の仕方をすれば、その優しさを引き出せるのか。
これからのレコーデッドミュージックのあり方を考える上でも、
耳鳴りのする音楽家の耳を通した貴重な実験が本作である」――若林恵(編集者・ライター、『さよなら未来』著者)
まえがき 音楽家、「耳鳴り」に悩む
part 1 耳鳴りについて、大石直樹先生に訊く
脳で「音」はつくられてる
耳鳴りに気づいてしまう
小さなロウソクの炎でも暗い部屋では明るく見える
認知行動療法
耳鳴りは、そのぐらいでいいんだ
ぼくの耳鳴り対処法
アナログ・レコード盤の音
part 2 音楽家、耳鳴りについて語る。坂本龍一さんに訊く
いろいろ試してみました
「昨日は耳鳴りが3Kぐらい。今日は高くて7Kぐらいまでいっちゃってるなぁ」ってぼくにはわかるわけです
ノイズ音こそ面白い
「生まれて」「生きて」「病気になって」「死んでいく」
静けさっていうのは「音」ではない
part 3 自分の症状に効果があるのかどうかを確かめつつ、耳鳴りにやさしい音楽をつくってみた。
part 4 収録CD「Music for Ringing」はどのようにつくられたのか? 楽曲解説
安眠するために聴いていた音楽
あとがき
参考文献
収録CD「Music for Ringing」について ※本CD単品での販売はおこなっておりません。
耳鳴りや不眠に悩む人はもちろん、心身が静けさを欲しているとき、
ゆっくり食事を楽しみたいときにも、聴いてほしいオリジナル楽曲。
1美しい響き 2降っても晴れても 3狼の眼 4永遠の夢 5壁掛けのピアノ
6鏡のなかの鏡 7生い立ちの歌 8ロウソクの炎 9生まれては消えてゆく音
10夜に想う夜に眠る 11小さな鐘
* 全11曲 44分49秒
* プロデュース 鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)
* 演奏 田中佑司(ピアノ、ヴィブラフォン)山本哲也(シンセサイザー、マニピュレーション)中島久美(ヴァイオリン、ヴィオラ)白佐武史(チェロ)伊賀航(コントラバス)安宅浩司(ペダル・スティール)三浦千明(ホルン)
鈴木惣一朗
鈴木惣一朗(すずき・そういちろう)
1959年、浜松生まれ。音楽家。83 年に“ワールドスタンダード” を結成。細野晴臣プロデュースでノン・スタンダード・レーベルよりデビュー。デヴィッド・バーンやヴァン・ダイク・パークスからも絶賛される。これまでも、星野源、 蔡忠浩など も参加したビートルズのカバー集「りんごの子守唄」シリーズなど、眠りのアルバムも手がけてきた。
近年では、南壽あさ子、ハナレグミ、中納良恵、湯川潮音など多くのアーティストをプロデュース。
執筆活動や書籍も多数。『細野晴臣 録音術』(DU BOOKS)、 細野晴臣との共著に『とまっていた時計がまたうごきはじめた』(平凡社)などがある。