POOR MUSIC / 貧しい音楽

YOSHIO OOTANI 大谷能生

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レーベル
月曜社
国(Country)
JPN
フォーマット
BOOK
規格番号
通販番号
JZ071006-05
発売日
2007年10月06日
EAN
9784901477352
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商品詳細情報

「複製技術時代における音楽」とは何か?
ジャズ、テクノ、現代音楽、ポップスなど、ジャンルを横断的に走査し、新たな音楽地図を描き出す、気鋭の音楽批評家/ミュージシャンの第一批評集。
月曜社より刊行。

目次
chapter I
二重化された死の空間について
chapter II Espresso Years 1996 -2002
はじめに
録音機器の前の、二つの椅子
vs. Techno
大友良英インタヴュー1998----引用の終わり、音のそのもの
音楽における抽象と具象1
『複製技術時代における芸術』へのノート
歌詞講義2「町田町蔵、イスラエル」
歌詞講義4「Numbergirl、Sappukei」
パッケージングの前、デジタル化の後
chapter III 21世紀の即興演奏
Improve New Waves
ジョン・ケージは関係ない
秋山徹次の音楽「好きよ!キャプテン----The Captain Akiyama Festival」ライヴ・レポート
SachikoM「I’m Here」
chapter IV シート・ミュージックの現在形
はじめに
大友良英インタヴュー
杉本拓インタヴュー
角田俊也インタヴュー
chapter V
「現実、----ぼくの唇が火傷しないのがむしろ不思議というべきだろうか。」----ミュジーク・コンクレートとシュルレアリスム
ホロコーストを録音するために/耳のために夜を用意する
あとがき

著者:大谷能生(おおたに・よしお) 1972年生まれ。批評家、音楽家。1996年~2002年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。さまざまな雑誌、ウェブへの執筆・寄稿を行い日本のインディペンデントな音楽シーンに深く関わる。2004年9月、菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校〈バークリー・メソッド〉によって俯瞰される20世紀商業音楽史』(河出書房新社)を上梓。2004、2005年と同氏と共に東京大学教養学部にて講義を担当、『東京大学のアルバート・アイラー 歴史編』『東京大学のアルバート・アイラー キーワード編』(メディア総合研究所)として書籍化。他に、『日本の電子音楽』(川崎弘二著、大谷能生協力/愛育社)、『200CD ジャズ入門』(共著/学習研究社刊)などがある。音楽家としては、sim、masなど多くのグループに参加。2006年12月にはソロ・アルバム『「河岸忘日抄」より』をHEADZからリリース。その他さまざまなセッションで演奏を行なう。