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※デジパック / 輸入盤・日本語帯・解説付
先が見えない不安感の中、自身も予期せぬ困難に見舞わたビンセント・ハーリングのポジティブ・メッセージ。
「皆が分かっていることだけど、愛と希望を持って未来に進もうよ」
サイラス・ティエスナット等が参加したご機嫌なワンホーンアルバム!
■Smoke Sessions Records から、人気アルト奏者、ビンセント・ハーリングのワンホーン最新作が登場。ピアノにサイラス・チェスナット等が参加し、同レーベルからは5 作目のリーダーアルバムになる。
■2020 年秋、ビンセント自身がコロナに感染し、ひどい関節痛の後遺症と闘いながら、体力的にも精神的にも先行きの見えない状況の中で録音された作品。「先行きは不安だけど、愛と希望を持って未来へ進もうよ。多くの人がコロナに感染したり、亡くなったりしている。誰もがこの困難のことをわかっているけれど、僕はそのことを音楽を通じて表現したいんだ!」とビンセントは語る。何事でもポジティブ思考のビンセントの精神力の強さには驚きを隠せない。
■ピアノは百戦錬磨のサイラス・チェスナット(Cyrus Chestnut)、ビンセントの教え子でもあり長年NY で活躍中の日本人ベーシスト、中村恭士(Yasushi Nakamura)、絶好調ドラマーのジョナサン・ブレイク(Johnathan Blake) という最強のリズム隊がビンセントを支えている。ビンセントの最近のリーダー作だが、ゲストミュージシャンが参加したアルバムが多く、彼の得意とする純粋なワンホーン作品は久々である。キャノンボールを彷彿とさせる力強いプレイをじっくりと堪能できる。
■収録曲は全10 曲。タイトル曲「Preaching to the Choir」、親しい友人でもあるスイス人ドラマーJoris Dudli に捧げた「Dudli’s Dilemma 」の2 曲はビンセントのオリジナル曲。ベニー・ゴルソンの「Killer Joe」を思わせるイントロからスタートする「Old Devil Moon」、シダー・ウォルトン、ウエス・モンゴメリー、エリントン等のジャズマンオリジナルも収録、全曲で魅せるプレイは圧巻である。サイラス・チェスナットの繊細でお洒落なピアノプレイが随所で光る。
■録音は2020 年6,8,11月にジャズクラブが閉鎖されたNY のパンデミック状況の中、無観客のジャズ・クラブ「Smoke」にて収録された。11月のライブはストリーミングで全世界にライブ配信された。
■日本盤にはダウン・ビート誌やジャズタイムズ誌で活躍中のジャズジャーナリストTed Panken 氏によるビンセント・ハーリングとのインタビュー形式の解説(完全翻訳)が付属する。
メンバー:
Vincent Herring (alto saxophone),
Cyrus Chestnut (piano), Yasushi Nakamura (bass), Johnathan Blake (drums)
Recorded Jul. 31, Aug. 1, Nov. 20 & 21, 2020 at SMOKE, New York City
VINCENT HERRING / ヴィンセント・ハーリング
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