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中欧の二つの才能の衝突!!3年ぶりとなるToscaの新作は、中欧のメランコリック・ムードに包まれた、Tosca史上最もダークな冒険作!特殊パッケージ仕様の限定盤に引き続き、通常盤も登場です!
オーストリア、ウィーンのクラブ・シーンを代表するダウンテンポ・マエストロ、クルーダー&ドーフマイスターの片割れ:Richard Dorfmeisterと、ピアノ作曲やアート界隈でのインスタレーションでその手腕を発揮しているRupert Huberによるユニット=Tosca。前作『No Hassle』から3年ぶりとなる新作が登場。リラックスした雰囲気の前作に比べ、今回は終始メランコリックなムードで貫かれている。ほろ苦いスチール・ギターを傍らに、Sarah Carlierが憂いを帯びた歌声を響かせる(2)“What If“、ダビーなピアノと地鳴りのようなローリング・ドラムの上をJJ Jonesの亡霊の囁きのようなヴォーカルが漂う先行シングル(4)“Jayjay”など、楽器とデジタル機材を巧みに用い、ダークな色彩のサウンドスケープを描く。これはToscaの過去のどの作品よりもダウンビートで、ときにアンビエントでさえある冒険作だ。
「ありきたりな発言に聞こえるだろうけど」と前置きしつつ、彼らは語る。「制作中は、他人の音楽のことは頭にないんだ。オリジナルな音楽を作ることに精一杯で。ずっとそうしてきたからこそ、自分たちのトレード・マークと呼べるサウンドを発展させ続けることができたんだと思うよ」。他人どころか、過去の自分たちですら比較できないほど新たな次元に達しつつあるトスカ・サウンドを聴き逃してはいけない。
TOSCA / トスカ