ベルリンの名門TRESORレーベルからデトロイト名盤3タイトル + HERBERT傑作MIXがリイシュー!!

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2010.11.17

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ROBERT HOOD / Internal Empire
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ベルリンの名門TRESORレーベルからROBERT HOODによるミニマル・テクノの金字塔とも言うべき傑作が再発!


UR脱退後のROBERT HOODが1994年に発表した本作は、そのURとしての活動は勿論、H&M、X-103等でも共に作品を発表してきた盟友JEFF MILLSが当時極限まで突き詰めていたハード・テクノ・スタイルとはまた違った路線でのデトロイト・ミニマルの完成形を確立しており、当時のシーンに衝撃を持って迎えられた1枚。音数を絞って形成された空間と、ひたすらに反復を繰り返すシンセ/リズムで構築された硬質且つストイックに徹底するサウンド、フロア・トラックとしてのパーツ/機能性と実験性を併せ持ち、後のクリック~ミニマル~ディープ・テックに至るまでシーンに深く根ざしていく事になるミニマル・サウンドへの重要な指針のひとつとなった記念碑的作品。現在でも一貫してストイックなミニマリズムに徹し、ほぼ途切れる事なくコンスタントに制作活動を続ける重鎮の初ソロ・アルバム作品であり、以降彼本人の名前を決定的に知らしめる事になった名盤と名高い代表作。


DREXCIYA / Harnessed The Storm   
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ベルリンで20年以上の歴史を誇る名門TRESORレーベルから2002年リリースのDREXCIYAによる最後のアルバム作品「Harnessed The Storm」が再発!


UNDERGROUND RESISTANCEクルーの中でもその確立したサウンドで屈指の評価と影響力を持ち、また同時に常に顔を隠していたJAMES STINSONの風貌に象徴されるようにミステリアスな存在でもあったDREXCIYA。元はGERALD DONALDとの二人組ユニットであり97年のGERALD脱退以降はJAMESのソロ・ユニットとして傑作「Neptune's Lair」等を発表。その数々のリリースは一貫してテーマを"深海"とし、独特のファンクネスに溢れた硬質なビート、どこまでも深く揺らいだ唯一無二の美しさをたたえるエレクトロ作品はあのAPHEX TWIN等もフェイバリットに彼らの名前を挙げる等世界中に大きな影響と熱狂的なフォロワーを生み出した。本作は同年心臓麻痺にて急逝することとなってしまった彼の最後のアルバム作品。一貫してどこまでも深く、暗く、そして美しい孤高のデトロイト・ダーク・エレクトロを全10曲収録。


JEFF MILLS / Metropolis   カートに入れる  (国内)   カートに入れる    (輸入)
数々の傑作を残すドイツはベルリンの名門TRESORから2000年にリリースされ大きな話題となった"JEFF MILLSによるSFムービー・サウンド・トラック"、「Metropolis」が待望の再発!

UR脱退後90年代の「Waveform Transmission」シリーズでテクノ/ダンス・シーンにハード・ミニマル・サウンドの礎を打ち立てたJEFFが依然活発に活動しながら2000年に発表した本作は、古典的名作として知られるFRITZ LANG監督による1926年のドイツ発の無声カルトSF映画「METROPOLIS」にあわせたサウンド・トラックとして制作された非常にコンセプチュアルな一枚。JEFF本人が映画自体に強い思い入れを持ち、それぞれの場面/物語にあわせて紡いでいく電子音には各楽曲とその流れ、曲と曲との繋がりにも強いストーリー性を感じさせ、ビートレスなものからうごめき躍動するストイックなミニマル・トラックまでアルバム一枚を通じ完成された高い作品性を持っている。その絶対的な世界観に圧倒される繊細で深淵、そして美しいエレクトロニック・ミュージック。


MATTHEW HERBERT / Globus Mix Vol.5  
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1995年、ジャジーで独特な質感をもった異質なディープハウスを多数発表し、瞬く間にDJ間で注目の的となったMatthew Herbert。誰も思いつかないようなサンプリング手法で摩訶不思議な音世界を奏でるDoctor Rockit、ドープな音の質感とリズムで唯一無二のダンストラックをクリエイトするRadio BoyやWishmountainなど明確なコンセプトを持たせた名義を平行して走らせ、2000年に辿り着いたのがこのミックスCD。「これはテクノか?ハウスか?」という問いを一蹴するかのような独創的な選曲と展開、そして何よりこのジャンルにおける最も大事な「リズムが持つ力」の大切さをリスナーへ楽しく伝えてくれる。