DJ NOZAKIのミックステープがリリース

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2020.04.08

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Anthony Naples「Take Me With Me」やD.K. 「Goddess Is Dancing 」などプライベート規模のカセット作品が素晴らしく後にLP化されてきた、リアルサーファー Biscay Biscuit主宰レーベル〈Good Morning Tapes〉からジャパニーズアンダーグラウンドで活動を続けるDJ NOZAKIのミックステープが到着!!
DJ NOZAKI / SHE NO NO ME

SHE NO NO ME

DJ NOZAKI

DJ NOZAKI MIX TAPE

GOOD MORNING TAPES / JPN / CASSETTE TAPE / GMT30 / 1008109427 / 2020年05月08日

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マーガレットリバーのパースからメルボルンに移住し、現在フランスとスペインのボーダーのガルフで波を求めて彷徨するリアル・サーファーBiscay Biscuit主宰Good Morning Tapes新作は、DJ Nozakiによる同録と新録をGood NightingとGood MorningでスプリットしたAin’t No Morning High NoonでAin’t No Nighting After Noonなヌーベル・シノノメールK7オンリー90分ミックステープ! Screaming & Nighting’Yell Oh! By K/A/T/O ブドウ糖 Massacre!

 
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“I Want To Say Morning Is Just Coming After Night/Night Is Just After Morning. World Is Not Consisting A And Anti-A, But Also A Is B And Also C. Dualism Is Just Leads Propagandic Dividing. Embrace Is Required.” 「朝は単に夜のあとさきで、夜は朝から始まる。世界はAと非AからなってるのではなくAがBでありCでもあって、二元論というプロパガンダの分断手法に加担することなく、包摂するようなリリースが必要だと思う」というような大意の一文を、2月13日にGood Morning Tapes主宰Biscuitと交わした。これはレーベル側の意向と、同録しか出すべきでないという制作側の都合を折衷した結果でもあった。そして、この時点ではまだ2月18日の神戸大学教授で感染症内科のオオトリテエによる客船内のCovid-19の防疫不備の告発がなされるだろうことは知る由もなく、WHOが1月24日に見送った緊急事態を1月31日に宣言したことを不気味に思いながら、SARS禍で中国のインディーシーンが壊滅したという現地アーティストのインタビュー記事を思い出し、ただただやり過ごすしかなかった。ウィルスがかつてこのように社会や紐帯を分断したことがあっただろうか?語弊と曲解を憚ることなく述べれば、70年代末にはHIV(ヒト免疫不全ウィルス)が発見されるまではGRID(Gay-Related Immune Deficiency)と呼ばれたAIDSの例がある。新興感染症の中で唯一パンデミックのレベルに達し、多くのDJが正体不明のウィルスに冒され落命した。ディスコは猖獗とされ、Chicago White Soxのスタジアムでは入場割引と引き換えられた1万枚ものディスコが燃やされ、ニューヨークのバスハウスはすべて閉鎖されたという。Neil BogartがBuddah Recordsで(エンジニアTom Moultonと)開発したバブルガム・ポップの手法をエレクトロニックに拡張したディスコは、Warnerが出資したCasablancaで商業化した直後にシュリンクし、エイズ禍に見舞われることとなった。しかしContinental BathsからシカゴのWarehouseに移っていたFrankie Knucklesにより、85年にディスコはハウスとして甦る。その間、1980年にはTR-808がリリースされ、81年にはMIDI規格公開、82年にはTB-303がリリースされItalo DiscoはWorld Musicと混交しAfro Cosmicとなり、シカゴでは87年には既にAcid House化し、ニューヨークでは90年にJudy Weinstein(David MancusoのRecord Poolを引き継いだFor The Record主宰。メンバーはParadise Garageのエントランスはフリー)がDef Mixを始動させる。これら個人的認識の恣意的甘さはさて措き、音楽におけるイノヴェイターやアーリーアダプターは、このような危機的状況をも奇貨としてチャンスをものしてきたという事実である。単なる二元論に帰一できない現実の複雑さに翻弄され、不明の新型ウィルスや温暖化ガスを排出し環境に負荷をかけ続けてきた我々自身に慄きながらも、現在進行中のコロナ禍と混乱にも思考停止に陥らず、理力と膂力を以って敢然と次のタイミングに向けて「人間ありのままの混沌を、永遠に肯定しつづけて止まない所の根気の程を、呆れ果てたる根気の程を、白熱し、一人熱狂して*1」それぞれが粛々と準備することこそが、政治や経済や民族や宗教や主義や世代や性差による分断に抗い、楚々として多様性を全うする方法なのだと信ずる。 *1坂口安吾「Farceについて」
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