伊東篤宏のノイズとテンテンコのビートから立ち上がる、もうひとつの都市型呪術音楽

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2020.08.28

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悪霊退散!伊東篤宏のノイズとテンテンコのビート
から立ち上がる、もうひとつの都市型呪術音楽。

ZVIZMO / II

II

ZVIZMO

悪霊退散!伊東篤宏のノイズとテンテンコのビートから立ち上がる、もうひとつの都市型呪術音楽。

BLACK SMOKER RECORDS / JPN / CD / BSJ018 / 1008187787 / 2020年10月09日

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日本列島の都市空間において「民族音楽」が新たに生まれるとすれば、それは一体どんな形をしているのだろうか。

ZVIZMOのセカンド・アルバムを聴きながら、ひょっとしたらそれはこんな感じなんじゃないかと思った。テンテンコのビートに土着的な要素は一切ないけれど、装飾を排した不穏なリズムは時に呪術性をまとい、強烈な低音には霊性が宿る。伊東篤宏の操るOPTRONのノイズがまるで盆踊りの囃子のように聴こえることもあるし、南西諸島の神唄にように響くこともある。「Killller FxxxxxK」であの声を聴かせるK-BOMBは、さながら祭祀における祭司。「MAVO」におけるテンテンコの歌は、遠い異国の子供たちが口ずさむわらべうたのようだ。

神なきコンクリートジャングルにおける神降ろしの儀式。音楽と非音楽の間に、闇と光の間に、ハレとケの間に、この世とあの世の間に漂うなにかが音となって現れ、私たちをディストピアの向こう側へと導く。めまいがするほど強烈! 大石始(ライター)


Tentenko · ZVIZMOII - Killller FxxxxxK(Trial Listening)
Tentenko · ZVIZMOII - MAVO (Trial Listening)

 

ソングリスト

  • 1. molluskan beat
  • 2. nocturnal intake
  • 3. Groomy Walrus
  • 4. herbivore's train
  • 5. intermission-トリバネ蝶
  • 6. 蟹光線
  • 7. Killller FxxxxxK feat. K-BOMB
  • 8. Archaeopteryx
  • 9. MAVO
  • 10.electric bat crash!