発売中・オウテカ AUTECHRE 、ニューアルバム「サイン」

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2020.10.30

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90年代のIDM/ELECTRONICAの再評価が始まる中、当時かフロントラインで活動し文字通りジャンルを体現してきたAUTECHRE。
「SIGN」で見せた音のクオリティは未だに他の追随を許さない。





これでオウテカは、もう10年は我々を興奮させてくれる。そう確信させるに足る快作である。
- rockin’on 11月号

過去の要素と現在の視点が流麗に絡み合う内容は、揺るぎない貫禄を漂わせる。
- MUSIC MAGAZINE 11月号

刺激と発見が連続する、風格漂う進化盤。
- Pen 10/15号

無限の可能性を楽しみながら探究する彼らは、電子音の迷宮を築き上げてきた。その入り口にも最適な一作。
- intoxicate 10/10号

オウテカの音楽は、多くの電子音楽に見られる簡単な反復や明らかなビートを否定する。テンポは変動し、ハーモニーは彷徨い、音色は揺らぐ。どれほど不穏な音であっても、常に気まぐれにノブを捻るヴァーチャルな手の存在を感じ、常に耳を傾けてしまうのだ。
- NYTimes

すべての構成要素が永遠に形を変え続け、ここで演奏されている離散的な要素をすべて列挙することは難しく、ましてやミリ秒単位での突然変異を追跡することはもはや不可能。しかし、音楽は直感的に流れる。それは難しいことではなく、単に生命を宿しているだけなのだ…彼らは自分たちの好きな素材を歌わせる新しい方法を見つけたのだ。
- Pitchfork (8.1点)

オウテカが帰ってきた。そして本作は間違いなく待った甲斐があるものだった。
- Clash (9/10)

シンセティックなテクスチャーが深みを持つ、緻密で粘性の強い作品
- Guardian

オウテカは、彼らが彼らのオーディエンスと同調していることを証明し、彼らの音楽が今も(そして常に)人間のために人間によって作られた人間の音楽であることを証明している。
- The Quietus













1992年、Warpがテクノ・ミュージックの新しいあり方を提示したコンピレーション『Artific ial Intelligence』への参加で注目を集め、翌1993年にファースト・アルバム『Incunabula』で鮮烈な印象をシーンに与え、さらに翌1994年の『Amber』で大胆な実験に乗りこんだオウテカは、以来IDM/エレクトロニカを代表するアーティストであり、孤高の存在であり続けている。IDM/エレクトロニカがさらなる変容を見せた2010年代にあってなお、『Oversteps』(2010年)、CD2枚組『Exai』(2013年)、自分たちのサイトからリリースしたCD5枚組『elseq 1-5』(2016年)、そしてCD8枚組LP12枚組の超大作『NTS Sessions.』(2018年)と、その勢いは衰えるどころか増幅しているようですらある。

そんな創造性の火を燃やし続けるオウテカが、2020年代はじめてのアルバムをリリースする。16時間を超えながら「ひとつの作品」だと見なされていた『NTS Sessions.』とは対照的に、11曲のトラックに現在のオウテカのエッセンスを注ぎこんだ本作は『SIGN』と名付けられている。

ポップ・ミュージックがより手軽なものとなり生活のBGMへと後退していく時代に、彼らはあくまでもリスナーに能動的な聴取体験を促す。音の進化を止めないということにおいて、そして、音楽を消費することに徹底的に逆らうことにおいて、オウテカはけっして変わらない。『SIGN』はその最新の成果であり、音楽に対して人間が能動的であり続けることの信頼である。

オウテカ最新作『SIGN』は、10月16日 (金) に世界同時リリース!国内盤CDには、ボーナストラック「n Cur」が追加収録され、解説書が封入される。また初回生産限定のTシャツ付きセットも発売決定。アルバムのアートワークおよびTシャツのデザインは、盟友デザイナーズ・リパブリックが手掛けている。



ソングリスト

  • 1. M4 Lema
  • 2. F7
  • 3. si00
  • 4. esc desc
  • 5. au14
  • 6. Metaz form8
  • 7. sch.mefd 2
  • 8. gr4
  • 9. th red a
  • 10. psin AM
  • 11. r cazt
  • 12. n Cur (Bonus Track for Japan)



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