来日直前! UK・NU-DISCOシーンのパイオニアRAY MANGインタビュー!!

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  • 2014.06.04

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    来日直前! UK・NU-DISCOシーンのパイオニアRAY MANGインタビュー!!


    interview: Yoko Shibuya (BASE,ltd./ Zero)
     
    >あなたの音楽のバックグランドを教えてくれますか?

     ケンブリッジで生まれ育ったよ。
    中学校の時に、体育の先生が学校の子供達に放課後、学校の外でドラムを教えてたんだ。俺もドラムを教えてもらってて、その先生 が、俺にドラムを叩く自信をつけてくれた。
    その後は、地元の10代頃からの友達や、大学の友達と、いくつか違うバンドをやってたんだけど、バンドを止めたタイミングで、ドラムも止めたんだ。それが俺の人生の中で、音楽に対する種を植えたような感じだったよね。
     

    >あなたの音楽のキャリアをおしえてください。

    ケンブリッジで色んなバンドでドラムを叩いたのが、スタジオ環境っていうのかな、それが機材に触れた一番の最初だった。でもそれはリリースの為だったり、ギグの為のレコーディングだったけどね。
    予算がすごく少なくてさ、自分達で全てをやらなきゃならなかったよ。
    結局はホームスタジオを作ることに繋がっていったんだけど、MIDI、シンセ、シーケンサー、ドラムマシーン、サンプラー、全部今のスタジオの半分くらいのウエイトを占めているんじゃないかな?
    めちゃくちゃ安い予算で色んなバンドのデモを作らなきゃならなかったから、まずは機材を手に入れて、レコーディング、MIDI、シーケンスやプログラミング、サンプリングとか、色んな事をすごく勉強したね。
    80年後半から90年代頭にかけては、マンチェスターの大学に行ってたんだけど、俺はドラムを持ってったから、ケンブリッジからの友達や、あとはマンチェスターの他の学生と一緒にバンドをやってて、その時はすごくいい時期だった。
     
    マンチェスターの文化と音楽に溶け込む、すごくいい時期だったし、俺にとってもすごく影響を受けた時期だったな。
    音楽のシーンはすごく最高だったし、体を震わせるようなクラブも多くてさ、その時から俺はクラブに通いはじめて、レコードも集め始めて、DJも始めたんだ。
    今思うと、この時期にクラビングしてた時の事が、音楽に対する気持ちをオープンにしてくれて、DJやクラブでプレイされてた音楽を、本当に楽しめたね。
    その中でも、レアグルーヴ、ファンク、ソウル、ディスコとかさ、ベースが生きてるっていうか、ベースが前に出ててダンサブルな踊れる曲が、1番好きだったね。
    自分が思うに、当時はまだ手探りの状態で、音楽を創って、プロデューサーになりたいと思って模索していた時期だった。学ぶ事とか、趣味とか、それを飛び超えて、プロデューサーとして成功するために、色々な事を受け入れてたような時期だった気がする。今思うとね。

    大学を終了した後は、ロンドンに移ったんだ。マンチェスターから機材を持って来て、音楽を作り始めて、小さなMIDIスタジオを立ち上げたんだ。
    それがありがたいことに、今でも続いているよ。
    自分のスタジオからの最初のリリースは、95年前半だと思う。もう20年近く前になるよね。
    その頃から、もうどれくらいの曲を作ってきたのか、全く分からなくなっちゃったけど、今でも音楽を続けている事が、とても幸せに感じているよ。
     
     
    >あなたがDJをやろうと思ったきっかけは何ですか?
     
    マンチェスターにいた頃だね。
    DJカルチャーに興味を持ったのは、驚くことじゃないよね。
    マンチェスターのクラブシーンは、本当に素晴らしいものだったから、俺の知ってる奴らは誰もがみんな、DJに挑戦してみたかったはずだよ。そんな時代だったからね。
    レコードショップの品揃えも素晴らしかったから、俺も真剣にレコードを掘ってたし、DJ機材をもってる友達が何人かいたから、DJスキルを磨くのに、北の端から南までを行ったり来たりしてたね(笑)
    パーティーなんて沢山あったからさ、DJをするのに、それほど苦労はしなかったよ。
    ロンドンに移ってからは、ソーホーとノッティングヒルに当時話題だった店で、自分のターンテーブルを手に入れて、そのあとはスタジオで曲を書いたり、音楽をプロデュースする事になったんだ。
    DJとしては軽く見られてるかもしれないけど、皮肉にも作品が売れるようになって、リリースすればするほど、結果的にDJのオファーがくるようになったんだ。
    海外からのオファーも含めてね。
    どちらかと言うと、昔からずっとスタジオワークの方が好きだったんだけど、日本からの最初のオファーの時にジャパンツアーが決まって、それ以降、今はDJの方が好きだね。
    友達のDJから日本のシーンがめちゃくちゃいいって言う話を沢山きいてて、もちろん日本に行った時、すごく楽しかったね。
    DJをしている時は、すごくリフレッシュ出来るし、DJをするのもすごく好きだから、可能なかぎり続けていきたいね。
     
     
    >あなたがこの前リリースしたMARI "FREE"は、現在ユニオン や、Lighthouse、Jetsetなど、どこも売り切れで、すごい人気ですが、この曲のエピソードを聞かせてください。
     
    いつだって自分にとって、思い入れのあるものをリリースしたり、受け取ったりするって事は、とても気持ちがいいよね。
    Mari (Marina Conti)に会ったのは、彼女のボーイフレンドのMozez (zero 7として知られているOsmond Wright)と、ここ何年か仕事をしてたんだ。
    Mozez がプロデュースと共同制作したMariのアルバム『Gentle Beauty』(2012年に、Numen Recordsからリリース)を聴いて、その中で"FREE"の曲が、すごく良かったんだ!
    それで、俺は彼らと話をして、ヴォーカルとピアノをオリジナルから抜いて制作したんだ。
    この曲は、デジタルよりもレコードの方が合ってると思ったから、アナログカットしたんだ。嬉しい事だよね。
     

     
    >あなたのレーベルについて聞かせてもらえますか?
     
    90年代に、Mangledを 立ち上げて、あと二つの違うレーベル、Fiasco(それは友達のBenと共に)と Spectrumを同じ時期に立ち上げたんだ。
    Mangledは、オリジナルの曲にフォーカスしたエディットのレーベルだけど、2008年からは、新しいディストリビューターとの契約で、オリジナル をリリースする事も契約したけど、
    それと同時にリミックスもリリースしてるよ。
     
     
    >あなたがDJをする際、なにか拘って使っている機材はありますか?
     
    そうだね、基本的にそんなに拘りってのは無いんだけど、ラップトップDJは好きじゃないかな。
    俺はレコードが好きなんだけど、実際には、持ち運びだったり、海外でのギグなんかで、CDとCDJでプレイ出来るデジタルメディアを使ってプレイしている。
    新しいリリースされてないトラックや、スペシャルヴァージョンだったり、プロモだったり、それらをプレイするのに便利だからね。
    あとは、圧縮してないデジタルの音も好きなんだ。
    日本のクラブほど、他の国ではレコードを使ってプレイするには、環境も、セットアップもよくないんだ。
    ミキサーについては、なんでもOKだよ。
    とは言っても、クオリティーの高いものが好きだから、UREIやBozakに、アイソレーターの組み合わせが好きだな。
    だけどその一方で、エフェクター内蔵のミキサーなんかも好きなんだ。
    レコードと相性がいいから、必ずしもデジタルをプレイする事がベストだとは言い切れないよね。だから家では、スタンダードなミ キサーDJM800か、それに似たコンパクトなミキサーを使ってるよ。

     
    >DJをする時や曲を創る時、なにか心がけてる事はありますか?
     
    いろんな事を考えてるけど、音楽を作るときは余計な考えや分析みたいな事はしないようにしているかな。
     
     
    >あなたはロンドン以外のギグも多いと思いますが、あなたのお気に入りの国やクラグ、パーティーはありますか?
     
    そうだね、どの国もいつも楽しくて、どこに行ってもそれは同じだよ。日本はいつも最高だね!
    今まですごく楽しかったのは、去年2度プレイしたベルリンのRenate。あとはイタリア南東のArturo Capone.
    ベルギーのGhentは、自分の中ではいつも特別な場所なんだ。
    今年の終わりに行くブラジルは、ずっと行ってみたかった国だから、今から本当に楽しみだし、あとは色んな場所でやってるLow Life Partyは、毎回すごく楽くて、大好きなパーティーだね。
     
     
    >最近のロンドンのクラブシーンはどうですか?
     
    ロンドンのシーンは今でも最高だよ。
    小箱、中箱は、大箱のクラブよりも面白いかな。たくさんの新しい箱と、パーティーは、老舗の箱に比べても十分楽しめると思うよ。
    あとは沢山の最高のLIVEもあるよね。面白いのが沢山ありすぎて、全部チェックするのは大変だね。
     
     
    >影響を受けたアーティストはいますか?
     
    それは、答えるのが不可能な問題だね。
    どのレコードが1番好きか、って事と同じくらい難しい質問だよね。
    本当にたくさんの影響を受けたアーティスト、プロデューサー、DJ、リ ミキサー、エンジニアがいるし、彼らをすごくリスペクトしているから、一人に絞ることなんて、無理!
     
     
    >今回で5度目の来日ですが、何か日本で楽しみにしている事はありますか?
     
    沢山の昔からの友達に会えるのが、今からすごい楽しみだね。新しい友達を作ることもね!
    ギグの時の空気感も最高だし、日本食や、日本の文化に触れる事も楽しみだ。
    Loopでプレイした時、本当に素晴らしい夜だったから、zeroでプレイするのを本当に楽しみにしている。
    新潟と江ノ島は、初めての場所だから今から興奮してるよ!
     

     
    >最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
     
    ダンスフロアで、みんなと会う事を楽しみにしてるよ!

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    2014.6.13. (Fri) at zero
Ø presents... secretbox vol.6 feat Ray Mang
    DJ:
Ray Mang (Laj / U-Star / Noid / Nuphonic)
MONEKY TIMERS (DISKO KLUBB)
TOMOMI (is-ness/MOOV)
    Open:22:00
DOOR: 2500yen (1D)/ W/F:2000yen (1D)

    
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    2014. 6.14 (sat) at golden pigs yellow Niigata
    WAXIN'
    GUEST DJ Ray Mang(Laj,U-Star, Noid,Nuphonic)
    DJ: 
blackeye
YUJI
JUNNOSUKE
TATSUKI
SUGIO
    food:
GiveMeChocolate
VOVO
Solero
    OPEN 22:00
fee:
adv,Ticket:\3,000-
Door:\3,500-
    Total info:
Cave Records
Tel 025-201-8878
    golden pigs yellow 
http://www.goldenpigs.com/yellow/pickup.html

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    Ray Mang -Early Summer Tour 2014-
-sundaySUNSETsession-
    2014.06.15 (sun)
at Enoshima currydinner OPPA-LA
    act
Ray Mang ( DFA / Mangled / U-Star )
takashi ( mist the party )
YU ONODA
    soundsystem&pa : 松本音響
    art work : Jin bula
    open / close : 15:00 to 23:00 
2000yen with SUNSET!!!
    special thanx :
Pioneer DJ
0 ZERO&SHIBUYA san
    mo info
0466-54-5625

    ツアーの日程は、6月13日(金)渋谷"0 - ZERO -"、6月14日(土)新潟"golden pigs yellow"、そして6月15日(日)江ノ島" OPPA-LA"の、 計3公演。
「Number One」、「Look Into My Eyes」 などのヒットで知られ、自身のエディットレーベル〈Mangled〉から良質な作品をリリースし続け、DJやレコードバイヤーからの信頼度が高い彼の プレイは必見だろう。






    Ray Mang
    (Laj, Block 16, Motif, Dirty Minds, Sound Captives / Mangled, DFA, U-Star, Noid, Nuphonic, Eskimo) 
    UKディスコ・シーンを代表するDJ、プロデューサー、リミキサー
    70年代後期のディスコ・サウンドをルーツとしNu-Disco、Cosmic、そしてBalearicを絶妙なバランスで融合し、21世紀レヴェルへと昇華させる。
    アーティストRay Mangのスタートは、1996年 にNoid Recordingsから放った"Number One"から始まる。
    同曲はアンダーグランドディスコ・クラシックとして、15年以上過ぎた今でも多くのDJらにプレイされている。
    ニューヨークの名門ディスコ・レーベルDFAより放った"Look Into My Eyes ”はカルトヒットとなり、彼の知名度をさらに上 げたことは記憶に新しいだろう。
     
    これまでに、U-Star、Eskimo Recordings、R & S Records、Bear Funk、Spectrum、Noid Recordings、Nuphonic、20:20 Vision、Paper Recordings等、名門&老舗レーベルから数多くの作品をリリースし、また彼はエディット・レーベルMangledを立ち上げ、次々に良質な作品を世に送り出している。
     
    リミックス・ワークとしては、Lassigue Bendthaus、Banda Black Rio、Gorillaz、Shirley Bassey、Grand National、Beck、Roxy Music、Doves、The Phenomenal Handclap Band、Freddie Mercury、Block Party & Friendly Firesなどにも、クレジットに彼の名が刻まれ、その他にもCadillac、Odyssey、Kris Menace、Rune Lindbaek featuring Kurt Maloo、Planet Jumper、Fernando、Soft Rocks、Alico vs Cagri、Mari、Munk、Los Amigos Invisibles with Dimitri From Paris、Daniel Grau、Bryan Ferry、Rob Garza、Paqua、Volta Cab、Sarah Brightman、U-ka、Daniel Baldelli、The Swimming Pools等、数え上げれば切りが無い程のリミックスを手掛け、完成度の高いプロダクションは、DJやレコードバイヤーからの信頼度が高い。
     
    彼はソロ活動以外に、Pete Z、Glenn Gunnerと共にBlock 16を結成。ポストDJ Harvey世代のNu-House精鋭として、今は無き名門レーベルNuphonicから、2001年に"Morning Sun"でデビュー。Jon Lucienをフィーチャリングした同曲は、大ヒット曲を記録する。
     
    今後のリリース予定としては、Daniel Grau、Mari、Paqua、U-ka、Rocca & Baldelli、Rob Garza & Neighbour、Max Essaへのリミックス、ダウンテンポ・アルバムプロジェクト Sound Captives featuring Jhelisa and Mozezは、 日本のeneレーベルよりリリース、自身のレーベルMangledからは、イタリアのシンガーMariの”Free" Ray Mang Remix等、そのすべてに独自の世界観が織り交ぜられており期待が高まる。
     
    現在はLondonを拠点にスタジオワークを続けながらも、DJとして世界中を飛び回っている。
    今回で5度目の来日となり、多くのファンの心を掴んで止まない彼のプレイを心待ちにしている人は多いだろう。どんな空間が解き放たれるのであろうか、きっと期待以上の満足感を与えてくれるに違いないだろう。

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