アンビエントテクノ名盤

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2019.12.27

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BRIAN ENOが掲げたアンビエント、環境音楽。
文字通り国産のアンビエントミュージックをコンパイルしたKANKYO ONGAKUがグラミー賞にノミネートされた2019年に、テクノとアンビエントの融合を図ったアンビエントテクノを今聴く。





KLF
CHILL OUT


プログレファンにはピンクフロイドを思い出させる牧場と牛ジャケ。レイヴの季節に出るべくして出たE DANCER達に送るサイケデリックなヒーリングミュージック。いくつかの名曲をサンプリング、電子音のきらめきとサウンド・コラージュ。リリーウからまもなく30年、歴史的名盤という評価は揺るがない。



THE ORB
ORB'S ADVENTURES BEYOND THE ULTRAWORLD


KLFのCHILL OUTと並ぶアンビエントテクノの代表的作品。コケコッコーから始まるアシッドハウス明けのバレアリックタイム名曲"Little Fluffy Clouds"が超有名。さらにMINNIE RIPERTONの名曲"Loving You"をサンプリングした18分超えの"A Huge Ever Growing Pulsating Brain That Rules From The Centre Of The Ultraworld"の素晴らしさ。


GLOBAL COMMUNICATION
76:14



1994年作品。MARK PRITCHARDとTOM MIDDLETONによるアンビエントテクノ・プロジェクトによる単独名義では唯一のアルバム。小さく優しい電子音のメロディーとスロウなトランスミュージック。"9:25"は後のエレクトロニカに通じるブレイクビーツ。



APHEX TWIN
SELECTED AMBIENT WORKS 85-92


鬼才異才天才、リチャード・D・ジェームスによるAPHEX TWINのデビューアルバム。冒頭の"Xtal"、"Tha"、"Pulsewidth"の3曲を聴いて、彼の才能に酔いしれつつ眠りにつけることの喜び。アンビエントテクノの中に、のちの狂気を孕んだ高速ドリルンベース期への芽も見えたり。恐らく30年後も朽ちることがなく引き継がれる作品。