2,640円(税込)
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【国内盤】
【2015年4月8日発売】
デフヘヴン、アルセと共にブラック・メタルの可能性を押し拡げた張本人
実験的なデュオ態勢より再びバンド編成に戻してからの最新作が眩い!
日本盤のみザ・ソフト・ピンク・トゥルース(aka マトモス)による完全未発表テイクを追加収録!!
超越的ブラック・メタルを標榜するニューヨーク/ブルックリン出身のリタジーが4年振りとなる最新作をリリース! 前作『エスセシカ』での進化振りは世界中のメディアとファンに受け入れられたが、程無くして4人編成から首謀者ハンター・ハント・ヘンドリックス主導のデュオ態勢へと変化。実験的なアプローチを繰り返してきたが、本作を制作する前に元々のバンド編成に戻している。そして更なる成長振りを聴かせるのが本作だ。
ブラック・メタルといってまず頭に浮かぶコープス・ペイント/死体メイク、背徳感、ネガティヴさ、劣悪なサウンド・プロダクション...そういった印象から一番遠いところにいるのがこのリタジーだ。シャープ且つテクニカルなトレモロ・リフとブラスト・ビートには緩慢さゼロ。これまで感じたことの無い冷徹さを表現出来ている点も不気味だ。さらにはアンビエント風なアプローチも違和感なくはまり、執拗に鳴らされるトレモロ・リフにはトランス感すら聴き取れる。果ては聖歌風の歌声まで溶け込ませており、正体不明感は際限知らず。
今やブラック・メタル/ヘヴィ・メタル/ハードコアのフィールドに収まり切らず、広義のオルタナティヴ・バンドとして10万枚に迫るセールスと世界各国で圧倒的な動員を誇るデフヘヴンとリタジーには共通項が非常に多い。共に流儀を知らぬ'ヒップスター'気取りのブラック・メタルなどと揶揄されながら、革新的な音楽性とキッチリとした実績で雑音をシャットアウトした両者は、本人達自身も良き仲間としてお互いをリスペクトし合いつつ、シーンでもそのように認識されている。デフヘヴンに続くブレイクを果たすのも秒読みである。
日本盤のみザ・ソフト・ピンク・トゥルースによるリミックス・テイクをボーナス・トラックとして収録。何故かブラック・メタルに入れ込むドリュー・ダニエル(マトモス)がブラック・メタル・アプローチを採る際のオルター・エゴとして知られるザ・ソフト・ピンク・トゥルースとリタジーの組み合わせは当然且つ必然だ。
※収録曲・仕様は予告なく変更になることがあります。あらかじめご了承下さい。
LITURGY / リタジー