2,640円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
【国内盤】
【2016年6月8日発売】
■アイシスの解散以降、ヘヴィロック的アプローチを極力避けてきたアーロン・ターナー。勿論オールド・マン・グルームとしての活動は継続させていたものの、少なからず'ファン・テイスト'を持つためプロジェクト的要素が強いのも事実だった。そんなアーロンが理想のメンバーと出会い、始動させたのがこのスーマックだ。アイシスの雄大さを持ち合わせつつ、大きくうねるグルーヴよりも初期アイシスが打ち出していた無機質なリフの応酬を聴かせるトリオ編成。昨年2月のデビュー・アルバム『ザ・ディール』からわずか1年数か月で早くも新作を完成させた。
■昨年秋の『leave them all behind』に参加、北米以外での初海外公演として来日を果たしたスーマックのパフォーマンスは凄まじいものだった。アーロン、そしてロシアン・サークルズは勿論ボッチの時代からテクニシャンで鳴らしてきたブライアン・クックのプレイはある程度想像がついたものの、ドラマー:ニック・ヤキシンのジャズにも通じるような超絶振りが観客の度肝を抜き、スーマックの鉄壁のアンサンブルはニックによって大枠を組まれたものと知ることになる。さすがはデイヴ・グロール(フー・ファイターズ)が「パーフェクトなハードコア・ドラマー発見!」と絶賛しただけはある。
■本作は来日公演直後の昨年11月に某教会に機材を持ち込み、前作同様カート・バルー(コンヴァージ)によってレコーディングされた。1st作でのテクニカルさを更に押し進めつつ、バンドとしてのダイナミクスは数倍増し。如何とも形容し難い、アグレッシヴ・ミュージックの最先鋭を改めて定義し直す勢いは威厳に満ちている。10分を超える大曲でもテンションが全く落ちない音塊は文字通り圧巻。
■長きに渡りポスト・ロックの名門として知られるスリル・ジョッキーがインターナショナル・リリースを担当。近年はリタジーやザ・ボディ等へヴィ系を積極的に発表してきているが、ここに来てのスーマックはレーベルにとってもひとつの決定打となるに違いない。
■日本盤のみボーナス・トラック収録、全世界に先駆けて日本先行発売!
SUMAC (l to r):
Aaron Turner (Vo/G): OLD MAN GLOOM, MAMIFFER, ex.ISIS
Brian Cook (B): RUSSIAN CIRCLES, ex.BOTCH
Nick Yacysyn (Ds): BAPTISTS
SUMAC / スーマック