アレッサンドロ・ガラティの新作は、哀愁の美旋律を心ゆくまで堪能できるトラッド集

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2021.10.18

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アレッサンドロ・ガラティの新作は、哀愁の美旋律を心ゆくまで堪能できるトラッド集。

「トラッドは外れナシの美曲」と寺島靖国は語る。それでは、イタリアの名手アレッサンドロ・ガラティがトラッドを弾くとどうなるだろうか?
そこからこの企画は始まった。際立つ美しいメロディ、細部まで行き届く繊細な表現力。(1)懐かしのストックホルム、哀愁の美旋律は歌心溢れる音楽世界へと誘ってくれる。改めて彼のピアニストとしての、旋律を愛し奏でる"メロディ至上主義"を感じることができる(5)ダニー・ボーイ。軽やかに舞い踊るような演奏が印象的な(8)Parlami d'amore Mariùで幕を閉じる 。なんて贅沢な一時だろう。郷愁をかきたてる音の小旅行を楽しむことのできる絶品の1枚。

・メンバー:Alessandro Galati (p) Guido Zorn (b) Andrea Beninati (ds)
・録音:Studio Poko(イタリア、フィレンツェ) Alessandro Galati
・ミックス、マスタリング:Alessandro Galati
・解説:寺島靖国