2,547円(税込)
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デビュー15周年を迎える今年、初のアレンジも含めたセルフプロデュースによるアルバム『ITALAN』をリリースする。今作は、「原点回帰という感じで、デビューの時に置いてけぼりにしてきてしまった、自分の脳内を再現するようなものに近いかな」と作品について語っている。また、限定盤にはCDと自身が執筆し書き下ろした、三編の短編小説「至らぬ人々」がパッケージされる。
[独特な感性で言葉を紡ぐ、安藤裕子、初の書き下ろし小説集――。
夢の中で逢瀬を繰り返す男は、結婚間近な後輩社員だった。彼もわたしのことを想ってくれているのだろうか……。(「風雨凄凄(ふううせいせい)」)
突然登校拒否となった高校生をめぐって、周囲の人間たちの勝手な思いがすれ違い……。(「娑婆訶(そわか)」)
“母さん、もう少しだけ、恋をしててもいいですか?”四歳の娘を持つシングルマザーのわたしはある男性に恋心を抱くが……。(「こどものはなし」)
「至らぬ人々」を主題としたアルバム『ITALAN』と連動した3つの短編は、誰もが感じる“生きづらさ”、“やるせなさ”、そして“至らなさ”の奥にある切実な生を描き出す]
アルバムに収録される7曲は短編小説のサウンドトラックという考え方でもある。さらにジャケットも描き下ろしイラストとなっており、絵画や演劇など、マルチな才能を発揮してきた安藤裕子ならではの作品だ。
YUKO ANDO / 安藤裕子