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スイスが生んだ現代を代表するアルト・サックス奏者ジョルジュ・ロベールと、デンマーク生まれ、カナダ在住のベーシスト/アレンジャーTorben Oxblの積年の夢を実現させたミッシェル・ルグラン集。
2 人の出会いは遡ること80 年代の終わり。ロベールは、妻となるジョアンと数年の時を過ごしたヴァンクーヴァーで、トルベンと出会い、意気投合。その後95 年にロベールは、帰欧しますが、“ルグラン集を創り上げる”という意志は途切れず、意見を交換しあい、この作品に結び付いたとのことです。
構想は10 年あまり。オーケストレーションの案を練り、腕を上げたトルベンは、2013 年の終わりから手掛け始めたスコアおよび演奏を、遂に14 年の夏に全て完成。その知らせにロベールは、即、ヴァンクーヴァーに旅だち、トルベンのオーケストレーションをバックに吹き込みを行ったとのことです。
実に、2007年には、ミッシェル・ルグラン本人に出会い、80人編成のオーケストラと演奏をする機会を持てたというロベール。その経験が大きかったのはいうまでもありませんが、こうして、朋友が独力で手掛けたアンサンブル・サウンドには大いにインスパイアされたとのことです。ジョニー・マンデル、またクラウス・オガーマンを時に思わせる流麗なストリングスの響きは、歌心溢れるロベールのアルトと好相性。取り上げるルグランの曲は、『思い出の夏』や『シェルブールの雨傘』といった名画を彩った曲や、ビル・エヴァンスの名演でも名高い<You must Believe in Spring>など、名曲揃い。これが、リアルなオーケストラで演奏されたなら・・・と思うところもありますが、ロベールは逝去されてしまいました・・・急いで本作を出したのも残り時間を悟っていたのかもしれません。
ジョン・クレイトンや、ロベールの師匠、フィル・ウッズ、そして、なにより、ミシェル・ルグランまでも賛辞を送っています。(新譜案内より)
■George Robert(as), Torben Oxbol (all orchestral & rhythm section parts performed by Torben Oxbol)
GEORGE ROBERT / ジョルジュ・ロベール