2,530円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
声は音であり、ことばは響きである。
意味へと収束するのではなく、世界に拡がり散らばっていく、声、音、ことば、響き。
メロディと肌理。微かで幽かな、儚くも優美な、音楽。
モスキート。 - 佐々木敦(HEADZ)
米NYの12kからのリリースで知れられる電子音楽家、Moskitoo(モスキート)が11年振りとなる新作アルバムをHEADZよりリリース。
近年もMInamoとコラボ作、Federico Madeddu Giuntoliのアルバム(flau)への参加、高山康平監督の映画「冬の海の声の記憶」の劇伴音楽の担当等、様々なリリースや参加作品はあったものの、Moskitoo単体名義でのフィジカル作品としても11年振り。
日本のポストロック/エレクトロニカ・シーンの先駆者の一人で、Moskitooの長年のコラボレーターでもある杉本佳一(FilFla、FourColor、Vegpher)がミックス、現行のアンビエント・シーンや坂本龍一とのコラボレーションでも著名な12k主宰のテイラー・デュプリーがマスタリングを担当。
これまでの柔らかで繊細なサウンド・イメージを残しつつも、より微細に、より深遠に、表現力を増した、彼女のソロ・アーティストとしての集大成的な作品となった。
アートワーク & デザインもMoskitoo本人が担当。
東京生まれで、北海道は札幌育ち、現在は東京を拠点に活動するサウンドアーティスト/シンガーのMoskitoo(モスキート)が、ソロとしては11年振りで通算では3枚目となる新作アルバム『Unspoken Poetry』 (アンスポークン・ポエトリー)を完成させました。過去2作のアルバム(2007年の『DRAPE』、2013年の『MITOSIS』)は Taylor Deupree(テイラー・デュプリー)が主宰するニューヨークの電子音響・アンビエントの名門レーベル、12kからのリリースでしたが、本作はHEADZ(WEATHER)からの初リリース作品となります。
ミックスは前作『MITOSIS』や2020年のMinamoとの共作アルバム『Superstition』に続き、FilFla、FourColor、Vegpher名義の作品でもMoskitooとの共演を重ねて来た杉本佳一(Keiichi Sugimoto)が担当し、マスタリングは過去2作のソロ・アルバム同様、近年はSam PrekopやEmily A. Spragueの作品、Julie Byrne『The Greater Wings』(2023年)のようなポップ・フィールドの作品も手掛けるTaylor Deupreeが担当しています。
楽曲の多くはコロナ禍の2020年から2023年の間にプライベートな作品として制作されました。
それ以前の数年間は、コラボレーションやボーカルでの参加等、外部の方々との関わりから生まれた作品が多かったのですが、それらを経て新たなフェーズや基軸となる、自分のためだけの作品を作るという必然性が生まれたようです。
Moskitoo曰く、
制作中、以前取り寄せた、アンティークのポストカードに添えられた手書きのメッセージが目に留まりました。
個人的なメッセージが、なぜかマーケットで販売され、海を渡り、時間も超えて、今私の手元で過去のある日の出来事を伝えている。
百年前のある人から、ある人へ。相手の人には届いたのだろうか。
そこにあるものがその不在を際立たせ、あるいは、不在でありながら姿を象るような感覚。
『Unspoken Poetry』という言葉がふと浮かび、誰にも読まれず語られなかった詩片や、片隅の在/不在、時間軸の交錯についてが次第にインスピレーション・ソースとなってゆきました。
音質面では、忘れ去られた作品が、作り手のいない未来にサルベージされたかのような、朧げな藁半紙のような質感を意識しています。
音響構成では、電子楽器やギター、これまでライブ演奏で取り入れてきた鉄琴やオルゴール、石や木、非楽器などのサンプリングに加え、動画に意図せずに残された音やテスト録音した声、偶然のエラーの反復など、無作為的な音や過去の音源などを織り交ぜています。
全体を通して過去と現在の時間/記録を重ね合わせ、解体と構築を繰り返し、音の実体や輪郭を変容させながら制作しました。
との事。
ミックスでは、本作で追求する音響的なビジョンを共有しながら、各要素を緻密にバランス調整して貰いました。
杉本佳一本人によると特にアンビエンスの質感にフォーカスしているとの事。
マスタリングでは、一音一音の音をより立体的に際立たせながら、全体の音像を柔らかくオーガニックで心地よい、テイラー・デュプリーらしい中音域の響きへ昇華してくれています。
テイラー本人によると中音域の精密な処理を施し、タイトかつ一音一音が際立つクリアでオープンなサウンドの実現を目指したとの事。
過去の発表曲も新たにボーカルを差し替えたり、新たなアレンジを作成したり、リミックスを依頼したりと、現在のMoskitooが自分自身の音を追求し、とことん突き詰めた結晶がここにあります。
彼女のこれまでの柔らかで繊細なサウンド・イメージを覆す事なく、より微細に、より深遠に制作され、記憶を呼び起こす様々な要素を散りばめながら、新たな同時代性も感じさせる、彼女のソロ・アーティストとしての集大成的な作品となっています。
アルバムの内容を具現化したようなクラフトマンシップ溢れる、トイピアノ + ドールハウスのアートワークもMoskitoo本人が手掛けています。
杉本佳一本人によると特にアンビエンスの質感にフォーカスしているとの事。
マスタリングは、一音一音の音がより立体的に際立たせながら、全体の音像を柔らかくオーガニックで心地よい、テイラー・デュプリーらしい中音域の響きへ昇華してくれています。
テイラー本人によると中音域の精密な処理を施し、タイトかつ一音一音が際立つクリアでオープンなサウンドの実現を目指したとの事。
過去の発表曲も新たにボーカルを差し替えたり、新たなアレンジを作成したり、リミックスを依頼したりと、現在のMoskitooが自分自身の音を追求し、とことん突き詰めた結晶がここにあります。
彼女のこれまでの柔らかで繊細なサウンド・イメージを覆す事なく、より微細に、より深遠に制作され、懐かしさだけでなく同時代性も感じさせる、彼女のソロ・アーティストとしての集大成的な作品となっています。
アルバムの内容を具現化したようなクラフトマンシップ溢れる、トイピアノ + ドールハウスのアートワークもMoskitoo本人が手掛けています。
All tracks written by Moskitoo
Guitar on Tr.6 “Gii” & Remixed Tr.9 “Nunc” by
FourColor (Keiichi Sugimoto)
The original version of Tr.7 “Molder And Morrow”
included on “Si Sol e.p.” (See Recordings)
Mixed by Keiichi Sugimoto
Mastered by Taylor Deupree at 12k Mastering
Artwork by Moskitoo
MOSKITOO
発送まで4日~1週間程度要します。
→中古品をお求めの際はあらかじめこちらをご確認ください
Unspoken Poetry
2,250円(税込)
2,137円(税込)
メンバーズSALE対象
カートに商品が追加されました。
Unspoken Poetry
1,700円(税込)
1,615円(税込)
メンバーズSALE対象
カートに商品が追加されました。
Unspoken Poetry
1,900円(税込)
1,805円(税込)
メンバーズSALE対象
カートに商品が追加されました。