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コスタリカ生まれ、現在はイリノイ州エヴァンストンを拠点に活動を続ける才人マルチ奏者、ED SANCHEZ-GOMEZによるソロ・プロジェクト、UMBRA SUM。クラシック・ギターの素養を背景に、欧州やアルゼンチンでの旅を経て吸収したフォルクローレの質感とシカゴでの即興演奏の経験を融合させ、極めて個人的な音響美学を探求し続けています。
カルト的な支持を集めた2014年作『AUN NO HAS DEMOSTRADO NADA』以来、約12年ぶりとなる待望の2026年2ND。パンデミック下の喪失と深い悲しみから生まれた本作は、エヴァンストンとインディアナ州ペルーにて録音され、スペインの至宝MIGALAのABEL HERNANDEZがミックスを手掛けた内省的なアコースティック盤です。
ポップなカッティングとノスタルジックなヴォーカルが優美なストリングスに包まれていく"LA ESPERANZA NOS ESTA MATANDO"をはじめ、アンデスの弦楽器チャランゴやマンドリンの調べにノイズ・ポップの残響が纏わりつきながら、哀愁を帯びたメロディが胸に染み渡る全13曲。JOHN MARTYN直系のフォーク感覚と、90Sポップ・サイケ名門ELEPHANT 6周辺を彷彿とさせる宅録の温もりが、高純度なローファイ・サウンドとして昇華されています。
ミュージカル・ソウやダルシマーまで導入し単なるギター・アルバムの枠を超えて構築された音の曼荼羅は、自己との対話からカタルシスへと至る道筋を鮮やかに提示。内省的な美しさと実験的な響きが共存する深い精神性を宿した至高の一枚です。
UMBRA SUM