1,781円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
2001年のデビュー以来、ポスト・パンク~脱ポップ・ミュージックの道をひたすっら突き進む変態アート・ロック・バンドLIARS。そんな彼らの、2010年『SISTERWORLD』以来2年ぶりの新作!
ポップ・ミュージックのフォーマットを完全に無視したフリーキーかつアヴァンギャルドでディープな世界を見せつけてきたニューヨーク出身のアート・ロック・バンドLIARSは、Angus Andrew、Aaron Hemphill、Julian Gross のトリオ。Beastie BoysのエンジニアスSteve Levittのプロデュースによる2001年のデビュー作『They Threw Us All in a Trench and Stuck a Monument on Top』では、かつてのNO NEWYORKを思わせるヴァイオレントなポスト・パンク・サウンドがシーンに衝撃を与え、MUTE移籍を飾った2004年の2nd『They Were Wrong, So We Drowned 』でさらにディープな脱ポップ・サウンドに向かい、拠点をベルリンに移した2006年の3rd『Drum's Not Dead』ではジャーマン・プログレの前衛性を見事に昇華した実験的なサウンドを実現。その後も2007年『Liars』、2010年『Sisterworld』と、シーンの流行を敢然と無視した唯我独尊の道を突き進む。『Sisterworld』の拡大盤ではSuicideのAlan Vega、RadioheadのThom Yorke、Throbbing GristleのCarter Tutti等の大物がこぞってリミックスに参加するほど、アーティストの間で人気が高い。
2年ぶりの新作となる本作は米ロサンゼルスでレコーディングが行なわれ、LIARSのプロデュース、MUTEの創始者Daniel Millerのアディショナル・プロデュース、前作同様、Kanye West、Beck等の作品で知られるTom Billerのミックスで完成された。"Joe Jackson「Steppin' OutのLIARS版だよ(笑)」とHemphillも語っている、LIARSとしては珍しいほどのクリアなメロディをピーキーなビートに乗せた「No.1 Against the Rush」は既に公開されており、新譜を待ちに待ったリスナーの期待を煽りまくる。他にもAndrewのファルセットと繊細なアコースティック・ギターがエレガントな世界を紡ぎあげている「Ill Valley Prodigies」や、意外にもストレートなダンス・ミュージックを展開した「Brats」等、ファンの期待を良い意味で裏切る意外な仕掛けが用意されている。さて、LIARSがこれからどこへ行こうとしているのか、その耳で確かめてみないか?
LIARS / ライアーズ