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スロウダイヴのレイチェル・ゴスウェル、エディターズのジャスティン・ ロッキー、モグワイのスチュアート・ブレイスウェイト、そしてジャスティンの兄弟でフィルム・メイカーのジェイムス・ロッキーから成る大型バンド、マイナー・ビクトリーズのデビュー作のオーケストラ・ヴァージョンが登場!オリジナルアルバムをインストゥルメンタル的に解釈した、全く新しい作品。
■ダウンロードコード付き、180g重量盤
数々の素晴らしいアイディアを武器にしながら、ほぼメンバー4人全員が集結することなしに制作やレコーディングが実施されたマイナー・ビクトリーズのデビュー作。それは、いかに個々の優れた人材で結成されたグループ というのは、常識にとらわれることなく成り立つということを証明している。 USとUKの様々な場所から集められた彼らの音楽テイストは、これまでそれぞれのメンバーが各自の活動で持ち合わせていたビジョンを打ち破って、新たなサウンドへと足を踏み入れている。それがマイナー・ビクトリーズが放つ世界観だ。 オリジナル・アルバムにはUSインディー・ロック界の重鎮、サン・キル・ムーンことマーク・コズレックとレイチェルによるデュエットや、スコットランドのシューゲイザー/ドリーム・ポップバンド、トワイライト・サッドのシンガー、ジェームズ・グラハムとのコラボレーションなどが含まれる。
今回リリースとなる『オーケストラル・バリエーションズ』は、オリジナルをインストゥルメンタル的に解釈したものである。これについてメンバーのジャスティンは次のように語っている。「もともとデビュー・アルバムを制作している際に、多くの楽曲というのはストリングスのアレンジメントやメロディから生まれていたこともあって、その原点に戻って新たな観点から見直してみることにしたんだ。ベースにある要素は何なのか、それぞれの楽曲を覆っているものを剥ぎ取って別の作品に仕上げていった。興味本位で始めて、自分の耳が良いと思ったものにたどり着くまで色々手を加えてみたんだ。その結果誕生したのが『オーケストラル・バリエーションズ』さ。これは決してリミックス・アルバムでB面集でもない。別の観点からある作品を見直し/聴き直した、全く新しい作品なんだ」。
■バイオグラフィー:
スロウダイヴのレイチェル・ゴスウェル、エディターズのジャスティン・ロッキー、モグワイのスチュアート・ブレイスウェイト、そしてジャスティンの兄弟でフィルム・メイカーのジェイムス・ロッキー(Hand Held Cine Club)で結成されたバンド。2015年夏にその存在が明らかになり、アルバム制作がスタート。2016 年6 月、サン・キル・ムーンやトワイライト・サッドらが参加したセルフ・タイトル・アルバムでデビュー。翌年1月、同作のオーケストラ・ヴァージョン『オーケストラル・バリエーションズ』をリリース。
MINOR VICTORIES / マイナー・ビクトリーズ