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発売から30年以上経った2018年――シーンに衝撃を与えた、ゴス/ポジパン不朽の名盤が、アナログLPレコードで復活!英国ゴス/ポジパン・シーンの代表格、SISTERS OF MERCY。耽美なメロディと無機質なリズムが暗黒世界へと誘うゴス/ポジティヴ・パンクの傑作『FIRST AND LAST ALWAYS (マーシーの合言葉)』がアナログLPレコードで復活! 孤高のカリスマ、アンドリュー・エルドリッチが説くダークな美学の福音はこのアルバムから始まった――。
そのダークな美学で、ゴシック・ロック/ポジティヴ・パンク・シーンを牽引してきたアンドリュー・エルドリッチ率いるシスターズ・オブ・マーシー。
ポスト・パンクの嵐が吹き荒れる1980年代初めのリーズで生まれた彼らは、自身のMerciful ReleaseレーベルからいくつかシングルやEPをリリースした後、1984年、ワーナーミュージックと契約する。そのシスターズ・オブ・マーシーのメジャー・デビュー作となるのが、1985年にリリースされた1stアルバム『FIRST AND LAST ALWAYS (マーシーの合言葉)』である。
孤高のカリスマ、アンドリュー・エルドリッチの唯一無比の美学と暗黒世界を体現したヴォーカル、そして彼に正式メンバーとして迎え入れられたドラム・マシーン、ドクター・アバランシュ(Doktor Avalanche)の無機質なリズム、耽美なメロディとギターによるサウンドで、彼らは一躍ゴシック・ロック/ポジティヴ・パンク・シーンの中心的存在となった。全英TOP20入りを果たした本アルバムからは、「Walk Away」(全英45位)、「No Time To Cry」(全英63位)のシングル・ヒットが生まれた。
しかし独裁的に自身の美学を貫く、アンドリュー・エルドリッチの全権を掌握するスタイルに、バンド・メンバーとの関係が悪化。本作を持ってシスターズ・オブ・マーシーは一旦活動を停止することとなる。また本作で脱退したウェイン・ハッセイとグレッグ・アダムスは、後にザ・ミッションを結成することとなる。
SISTERS OF MERCY / シスターズ・オブ・マーシー