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WILCOのフロントマン、JEFF TWEEDYがリリースした最新ソロ・アルバム『WARM』と、同じレコーディング・セッションから生まれたレコード・ストア・デイ限定盤『WARMER』の2つの作品を1つにまとめた『WARM/WARMER』をリリース!
ウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディー。ウィルコとしての活動だけでなく、ここ最近はソロ・アーティストとして、また息子とのTweedyとしても作品を発表しているが、その彼の最新ソロ・アルバムとなるのが昨年末にリリースされた『WARM』だ。その彼が、今年4月、レコード・ストア・デイの限定盤としてアナログ・レコードとして発表したのが、『WARM』と同じレコーディング・セッションからの音源を集めた所謂“スピンオフ”作品となる『WARMER』である。そして今回、その2つの作品を1つにまとめた『WARM/WARMER』が発売となる。
ウィルコのスタジオとしてファンの間ですっかりお馴染みの、シカゴにあるTHE LOFTでレコーディングされた『WARM』と『WARMER』は、どちらもジェフ本人がレコーディングからプロデュースの全てを手掛けている。またアルバムには、ジェフの息子であり、TWEEDYのメンバーであるスペンサー・トゥイーディーやウィルコのメンバーであるグレン・コッチェ、そしてウィルコやジェフの作品などを手掛けるプロデューサー/エンジニアのトム・シックなども参加している。
Disc1に収録されている『WARM』に関して、米のベストセラー作家、ジョージ・ソンダーズは、そのライナーノーツの中で、こう綴っている:「ジェフは一度、リスナーに対してて自分は“大丈夫だよ。君は1人じゃない。君に向けて歌っているけど、ちゃんと君のことも聴こえているんだ”と伝えたいと話してくれたことがあった。そのコミュニケーションを如何ににジェフが大切にしているかの証明として、彼は、2016年から2017年に掛けてソロ・アコースティック・ショウを行った後、観客に直接語りかけるような曲を集めたアルバムを作ろうと決心した。『WARM』はまさにそんなアルバムなのだ」
そしてDisc2に収録されている『WARMER』。ここに収めれている10曲は、『WARM』に収録しきれなかった楽曲を集めたものだが、これらの楽曲についてジェフ本人はこう語っている:「ある時点において、『WARM』&『WARMER』のレコーディング・セッションの音源を、2つの異なった性質のアルバムに分けたのだけど、その中でも、全体的なトーンとテクスチャは同じものにしようとした。色々な点において、この2つの作品は2枚組としてリリースされたかも知れないと考えられるね。『WARMER』は『WARM』と同じぐらい自分にとっては大事な作品だし、最初の作品としてリリースされる可能性だってあったのだ」
ジェフ本人が、最初に描いていた意図が、今漸く実現した『WARM/WARMER』。『WARM』に収録されているギターの音色が美しい、温かみのあるレイドバック・ナンバー「Some Birds」、そして『WARMER』に収録されているサイケデリックでノスタルジックな「Family Ghost」。『WARM』のライナーノーツでジョージ・サンダーズが綴っていたように、この2作品には、自分どころか身近な人の死が決して遠い世界ではなくなった、もう決して若くない人生のステージに踏み込んだ人々に、そっと寄り添う、そんな優しくて温かい楽曲が詰まっているのだ。
JEFF TWEEDY / ジェフ・トゥイーディー