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★ラヴェルのピアノ曲と同曲のオーケストラ版を鏡のようにあわせて収録した注目盤の登場。管弦楽は、スペイン生まれのポンスとパリ管弦楽団という絶妙の顔合わせです。ラヴェルを語る上で欠かせないのがスペイン趣味ですが、スペインの血が流れるポンスが、パリ管に一流のスペインらしさをもたらしており興味津津です。「道化師の朝の歌」も「クープランの墓」もいずれもオリジナルはピアノ作品ですが、こちらもスペイン出身のハヴィエル・ペリアネスが演奏。「道化師の朝の歌」では持ち前の透明感と静謐な世界観の音楽性を保ちつつも、内側から否応なくあふれ出る熱きリズムが炸裂しております。「クープランの墓」での硬質な響きは息をのむ美しさですが、「道化師の朝の歌」を聴いたあとの耳には、トッカータなどもスペイン音楽のような熱きリズムと色彩感を備えていることが感じられ、ラヴェル作品のさらなる魅力にふれるようです。ピアノ協奏曲での管弦楽とピアノのしゃれた掛け合いも素晴らしい、極上のラヴェル・アルバムの登場です! (資料提供:キングインターナショナル) 【収録内容】 《Jeux de Miroir(鏡遊び)》 - ラヴェル:管弦楽およびピアノ作品集 [1]道化師の朝の歌(管弦楽版) [2]クープランの墓(ピアノ独奏版) [3]ピアノ協奏曲 ト長調 [4]クープランの墓(管弦楽版) [5]道化師の朝の歌(ピアノ独奏版)ハヴィエル・ペリアネス(ピアノ 2,3,5) ジョゼプ・ポンス(指揮 1,3,4) パリ管弦楽団(1,3,4) 録音:2017年3月(1,3,4) 2018年11月(2,5)
JAVIER PERIANES / ハヴィエル・ペリアネス