1,980円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
ACEからSAINT ETIENNE監修の72-75年ブリティッシュ・ポップ・コンピレーションがCDリリース!
元SAINT ETIENNEの2人、というよりももう60年代コレクター/コンパイラーとしての活動ですっかりおなじみのBOB STANLEYとPETE WIGGSがタッグを組んでお贈りする 英国音楽集『ENGLISH WEATHER』、仏蘭西音楽集『PARIS IN THE SPRING』、米国音楽集『STATE OF THE UNION』に続くシリーズ第4弾、再びの英国音楽集が登場です。
労使紛争の多さと経済成長不振のため「ヨーロッパの病人」とも呼ばれた70年代のイギリス。73年の第1次オイルショックをきっかけに経済の停滞と物価の上昇が共存するスタグフレーションに陥り、失業率は増大、、通貨ポンドの価値は下落するとともに財政が悪化、76年には財政破綻し国際通貨基金から融資を受けるまでに至っています。
PHIL CORDELLの"LONDONDERRY"といったロスト・マスターピースにMUNGO JERRYの"OPEN UP"やDAVID ESSEXの"STARDUST"といったグリッティなシングル群、KINKSの"WHEN WORK IS OVER"、TROGGSの"I'M ON FIRE"といった前時代のビッグ・ネームの不振、社会の不満を体現したMIKE MCGEARの"KILL"、怒りすら表出したHAWKWINDの"URBAN GUERILLA"などなど、ろうそくの炎で明かりを照らし、夜10時にはテレビが終わってしまう時代を彩ったサウンドとメランコリーな空気感が全26トラック。
社会を覆ったこの鬱屈がパンクという形で暴発していくのはさらに数年後のお話。
V.A. (BOB STANLEY & PETE WIGGS PRESENT)