1,885円(税込)
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すっかり大ベテランの風格を感じさせるようになったマルグリュー・ミラー(ピアノ)、ポスト・クリスチャン・マクブライドというべき存在から大御所の域へと近づいたドウェイン・バーノ(ベース)、パット・マルティーノからも高く評価されているジェイソン・ブラウン(ドラムス)を従えながら、マグナレリは種も仕掛けもない4ビート・ジャズで聴く者をスカッとさせる。最小限のマイクでレコーディング、過剰なミキシングはしない、演奏に編集を加えないという『ライヴ・アット・スモールズ』シリーズの姿勢はここでも貫かれており、
まさしく現代ハード・バップのメッカ、「スモールズ」店内の空気も込みでパッケージされたかのような音空間に浸ることができるのが嬉しい。僕はとくに「サード・セット」における4者一体の盛り上がり、フレディ・ハバード「ハブ・トーンズ」のメロディがアドリブ中に飛び出す「スキー」の疾走感に惹かれたが、当アルバムを聴いたリスナー各人が多分それぞれのフェイヴァリットを持つに違いない。そのくらいバランスのとれたライヴ・アルバムである。(ライナーノーツより抜粋)
JOE MAGNARELLI / ジョー・マグナレリ