スーサイド (SUICIDE) 発売35周年を記念して、カヴァーを含むボーナス・トラックも新たに追加収録した2023年最新リマスターで蘇る! |全フォーマット到着♪

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2023.07.28

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プロト・パンクの代表的存在として知られるニューヨークのバンド、スーサイド。アンダーグラウンドな存在にも関わらず、インディー・ロックやインダストリアル・ミュージック、テクノ、ノイズ、ゴス、シンセ・ポップ、エレクトロなど80年代以降のミュージック・シーンに大きな影響を与えた彼らの3rdアルバム『A WAY OF LIFE』が発売35周年を記念して、プリングスティーンの「Born In The USA」のカヴァーを含むボーナス・トラックも新たに追加収録した2023年最新リマスターで蘇る!

■ プロト・パンクの代表的存在として知られるニューヨークのバンド、スーサイド。1970年代初めに、アラン・ヴェガとマーティン・レヴによって結成された彼らは、シンセや初期のドラム・マシーンを使用したミニマルなシンセ/エレクトリック・サウンドで当時の音楽シーンに衝撃を与えた。

■ ラモーンズやパティ・スミス、テレヴィジョンなどが登場し、パンク・シーンが盛り上がりつつあったニューヨークでCBGBやMax's Kansas Cityといった会場でライヴを行い、その挑戦的なライヴ・パフォーマンスで評判を集めていたスーサイド。彼らは決してメインストリームに受け入れられるようなサウンドでもスタイルでもなかったが、シーンに与えたインパクトは計り知れない。ミニマルなシンセ・サウンドとビートは、80年代以降に出てきた多くのシンセ・ポップ・バンドに影響を与え、彼らのアグレッシヴなパフォーマンスはパンクに受け継がれていった。実際、彼らに影響を受けたことやファンであることを公言するアーティストは、ニック・ケイヴ、M.I.A、スピリチュライズド、リディア・ランチ、ボビー・ギレスピーやサヴェージズなど幅広い。

■ そのスーサイドが1988年に発表したサード・アルバム『A WAY OF LIFE』が発売35周年を記念して、2023年最新リマスター音源で蘇る。スーサイドの2人、アラン・ヴェガとマーティン・レヴ、そしてカーズのリック・オケイセックのよってプロデュースされた本作からは、「Surrender」や「Jukebox Baby 96」、そして「Dominic Christ」などといった代表曲が生まれている。そのオリジナル・アルバムが、これまでのスーサイドのリイシューも手掛けたSkyeマスタリングのDenis Blackhamによって新たにリマスターされた。さらに1988年のオリジナル・アルバムには収録されていなかった元々はシングルB面曲だったボーナス・トラック「Heat Beat」、そしてミュージシャン/プロデューサーであるジャレッド・アルトーが故アラン・ヴェガのアーカイヴを探している中で発掘した1988年のパリ公演で収録された「Devastation」、「Cheree」とブルース・スプリングスティーンの「Born In The USA」のカヴァー、「Dominic Christ」のアーリー・スタジオ・ヴァージョンがボーナス・トラックとして追加収録されている。(余談ではあるが、後にブルース・スプリングスティーンは、彼らの「Dream Baby Dream」をカヴァーしている)

■ ”永遠に未来からの音を奏で続けるバンド”――かつてそう評されたこともあるSUICIDE。彼らが遺した遺伝子は、今もどこかのバンドに受け継がれているのだ。

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