THE RGM LEGACY: PORTRAIT OF GENIUS [BOX SET]

JOE MEEK ジョー・ミーク

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レーベル
CASTLE
国(Country)
UK
フォーマット
CD
規格番号
通販番号
0413RK1575
発売日
2005年09月26日
EAN
5050159178391
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商品詳細情報

"英国のフィル・スペクター" と呼ばれた異才、ジョー・ミーク。その仕事をCD4枚に117曲収録したファン待望のボックス・セットが遂に発売されました。未発表曲を大量に収録し、47ページに及ぶ大判フル・カラーのブックレットがセットになった、非常に資料性が高い一品です。4枚のCDは年代順に分けられており、初心者でもわかりやすくこの天才の仕事を俯瞰できます。

DISC-1 : エンジニアからスタートした彼のキャリア最初期の仕事を収録。1955年というキャリアのスタートは、スペクターより一世代上であるミークの音楽を読み解く上で非常に興味深いです。収められた楽曲もいわゆるロックンロール以前のポップが多く、アッカー・ビルク、ロニー・ドネガンなど50年代の英国ポップを知る上でも非常に役立つサンプルとなっています。

DISC-2 : ‘I Hear A New World’で知られる独特のエコー・サウンドでプロデューサーとしての個性を確立したトライアンフ・レーベル時代を収録。突き刺さるようなマイナー・コードのトレモロと湿り気を帯びたエコー・サウンドは全く英国的で、スペクターのそれとは一線を画すものです。未発表曲では、ジョイ&デイヴの‘Chahawki’がジャングル/エキゾなノヴェルティ路線で最高。イマ・スマックにインスピレイションを受けたと思われる女声のスクリーム入りです。

DISC-3 : 大ヒットを記録した‘Telstar’をはじめ、キャリア絶頂期の仕事を収録。なんといっても凄まじい音痴(!)声でミーク御大本人の絶唱が聴ける‘Telstar’のファースト・テイクでノック・アウトです。未発表曲も充実で、スクリーミング・ロード・サッチ&ザ・サヴェージズ‘I Ain't Mad At You’やジーン・ヴィンセント‘Temptation Baby’など興味深い音源も。英国ガール・ポップ好きには、ビリー・デイヴィス‘Don't You Knock At My Door’やジェニー・モス‘Please Let It Happen To Me’(これらも未発表)の収録も見逃せません。バディ・ホリーに心酔したミークだけにボーイズもののイメージが強いですが、ガールズもののレヴェルも非常に高いのです。

DISC-4 : スペクターも苦戦した64〜66年、悲劇的な死の直前までの仕事を収録。スウィンギン・ロンドン真っ只中のこの時期、モッド好きやソフト・ロック好きの人達は、どの程度ミークの仕事を聴いているでしょうか? ハニーカムズ、バイスタンダーズ、ライオット・スクワッドなど、この時期の仕事も決しておろそかにできない高水準なものが揃っています。ディランの曲を取り上げたフォーク・ロックへのアプローチもあり、さらにR&B風のクライン・シェイムズ‘What's News, Pussycat?’も出来が良いだけに、ここで彼のキャリアが終わってしまったことが非常に悔やまれます。CDのラストにはミークのスタジオ "ミークスヴィル" の留守電メッセージを収録…。

モンド本に取り上げられたりして "元祖音響派" なんていう異名を持つミークですが、このボックスから見えてくるのは英国ポップ界を生き抜いた才能豊かなプロデューサーの姿です。それこそ "プロデューサー" という肩書きが曖昧な時代から独自のサウンドを追求し、後のアンドリュー・オールダム、ミッキー・モスト、マーク・ワーツ、トニー・ハッチ、ジョージ・マーティンといった面々に先駆けて英国ロック黄金期の基盤を築いたミーク。本作はフィル・スペクターの仕事をまとめたボックス“Back To Mono”と並ぶ、ロック/ポップ・ファン必携のボックスといえるでしょう。

お茶の水ロック館 佐藤