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パーヴォ・ヤルヴィが手兵パリ管とともに挑む20世紀音楽
1916年生まれ、2013年に97歳で天寿を全うした作曲家アンリ・デュティユーの魅力が詰まった選曲で聴き手を惹きつけます。
デュティユーの音楽は、それまでの音楽のイディオムを受け継ぎつつ自身のなかで洗い直し、あらたに出現したイディオムを巧みに取り入れながら、非常に洗練されたサウンドが特徴的。それが端的に現れるのがオーケストラ作品です。
「メタボール(5つの変遷)」はクリーヴランド管弦楽団からの委嘱で1964年に作曲され、ジョージ・セル指揮により初演されました。堅牢な構築性と音楽の持つ力強い推進力で、デュティユーの代表作とも看做されています。
「ひとつの和音の上で(ヴァイオリンと管弦楽のための夜想曲)」はデュティユーが遺した数少ない協奏作品のひとつで、2002年4月28日にアンネ=ゾフィー・ムターの独奏、クルト・マズア指揮ロンドン・フィルによって初演されました。
交響曲第1番は1951年作曲、同年6月7日にパリのシャンゼリゼ劇場において、ロジェ・デゾルミエール指揮フランス国立管によって初演されました。第2次世界大戦後に勃興した新古典主義に則りつつ、芯の強い音楽づくりで、同時代の管弦楽作品と一線を画しています。
パーヴォ・ヤルヴィとパリ管の演奏はデュティユーの音楽の特色を余すところなく表現しており、これらの作品のスタンダードとなることは間違いないでしょう。(©ディスクユニオン)
PAAVO JARVI / パーヴォ・ヤルヴィ
エストニア出身の指揮者 (1961-)