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ピットインレーベルより辛島文雄ソロピアノ・リリース! どの収録曲もタイトルに相応しく思えるほどの豊饒なる世界
前作の「ア・タイム・フォー・ラヴ」につづく「沖縄市民小劇場あしびな~」におけるホール録音であり、横山ペテロ調律師とともに音づくりを探究した作品である。
辛島文雄 : ピアノ
録音会場 : 沖縄市民小劇場あしびな~
使用ピアノ : Steinway & sons
作品解説:田中伊佐資(以下一部抜粋)
今回のピアノのソロ演奏にあたり、事前に20曲が用意された。その基準はタイトル通り「まあ、エヴリシング・アイ・ラヴ、好きな曲を集めただけ」と辛島さんは淡泊に語った。原曲に寄りかかることをしない即興演奏家らしいなとぼくは思った。演奏は2テイクを録った曲が3曲で、ほとんど1テイクでおしまいだったという。やり直したのは、テイク1が不満だったからではなく、別のアイデアが浮かんだために再び演奏してみたくなったためだ。このエピソードは当日いかに絶好調であったかを物語っている。だから収録後どの曲をどういう順番に並べるのがいいのか悩ましかったようで、その流れを考えるのがたいへんだったそうだ。だからこそ、この作品は大きく豊かなストーリー性を持ちながら音楽が広がっていくのである。さらに言うなら、通して聴くと、いかにもジャズに接しているという気持ちにはならず、確かにジャズではあるけどジャズとも言い難い、もっと間口の広い音楽に浸っている感動がこみあげてくる。「だんだんこだわりがなくなってきたのでね。老いていくと、ガンコになっていく人と柔らかくなる人の2タイプあるとでしょう。私は間違いなく後者。昔と比べてピアノ観、音楽観が変わって、こだわっていたことが溶けてきた。そうするとかつて見えなかったものが見え、思ってもみなかったピアノの世界が開けた。50歳で弾けなかったことが66歳で弾けたんだろうね。でも70歳になったら、また別の世界があるだろうからもちろんこれで終わりじゃないけどね」辛島さんは、この日、スタジオまで車でやってきた。カーステレオで「最近お気に入り」の『エヴリシング・アイ・ラヴ』をかけてきたという。口うるさいリスナー辛島は「これはいいねえ」とすっかり満足しているのである。
FUMIO KARASHIMA / 辛島文雄
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Everything I Love Fumio Karashima Piano Solo / エヴリシング・アイ・ラヴ 辛島文雄ソロピアノ
1,400円(税込)
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