2,750円(税込)
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スタンダードナンバーの落ち着きと奥深さ、奥平真吾のスリリングなスティック仕立による、メインストリームジャズの極み
さて本作は2014年11月13日「新宿ピットイン」のライヴを収めている。実はこのライヴを録音した当初の目的は、ハイレゾ・オーディオ誌「Net Audio vol.17」(音元出版)につく付録のためだった。そのディスクには3曲しか収録されなかったが、当日すべての演奏のクォリティは極めて高く、こうして改めてCDになったという背景があるも、ここには奥平の納得のいく演奏が納められている。
<演奏者>
奥平真吾(Drums)リーダー
岡淳(Sax & Flute)
堀秀彰(Piano)
楠井五月(Bass)
馬場孝喜(Guitar)
演奏会場:新宿ピットイン
作品解説:田中伊佐資
作品解説(田中伊佐資氏より抜粋)19年間もの長きにわたって、ニューヨークの最前線でバリバリと活躍してきた奥平真吾が帰国したのが2010年。日本で居を構え、ワールドワイドな視野を広げつつ、ドラマーとしてだけでなくバンド・リーダーとして着実に進化している。ピットインレーベル第一弾が2009年にリリースした自己のバンド、ザ・フォースによる『奥平真吾ライヴ・アット・新宿ピットイン・ フィーチャリング 本多俊之』。続いて2013年のセカンドが、同じくザ・フォースの『I didn't know what time it was - 時さえ忘れて』。そして2年ぶりに届いた本作が『ザ・ニュー・フォース+1 ライヴ・アット・新宿ピットイン』である。デビュー・アルバム『処女航海』をリリースし、天才ドラマー登場と日本のジャズ・シーンを騒然とさせたのがわずか11歳のとき。大学を卒業してすぐ「アイドルだったミュージシャンがニューヨークにいて、どれだけ自分のドラムが通用するのか試してみたかった」と日本を離れ大海原に乗り出したのだが、それはすでに世界レベルの実力を備えていた奥平の宿命だったように思う。当然のことながら、19年間の研鑽によってドラマーとしてのテクニックだけでなく、バンドのリーダーシップを身につけた。帰国してすぐに「ザ・フォース」を結成し、さらにステップアップをはかるべく2014年7月結成したのが、この「ザ・ニュー・フォース」である。
SHINGO OKUDAIRA / 奥平真吾