★アル・コーンとビリー・ミッチェルは、1978年のモントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルにXanadu All Starsのメンバーとして出演しましたが、ふたりが共演したのはそれが初めてのことでした。2 度目の共演となったのがXanadu All Starsによる1980 年のアフリカ公演で、セネガルの首都ダカールでの演奏が2枚のアルバムとしてリリースされていました。 ★これは、それらをまとめた2 枚組で、オール・スターズの充実した演奏をたっぷり味わえます。 ★アル・コーンはウディ・ハーマン・バンドなど、そしてビリー・ミッチェルはカウント・ベイシー・バンドなどでビッグ・バンド経験が豊富ですが、対照的な個性を持つふたりの共演は、予想もつかぬ展開で聴き手をわくわくさせてくれます。もちろんドロ・コーカー、リロイ・ヴィネガー、フランク・バトラーから成るリズム・セクションも充実した演奏を繰り広げていますし、トリオのみによるバラード「Don't Let The Sun Catch You Crying」は最高の出来です。ジーン・アモンズ~ソニー・スティットの演奏で知られる「Blues Up and Down」をアル・コーンとビリー・ミッチェルのバトルで聴けるというのもまた格別です。(新譜案内より)
■AL COHN(ts), BILLY MITCHELL(ts), DOLO COKER(p), LEROY VINNEGAR(b), FRANK BUTLER(ds)
