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ホメロ・ルバンボ、ニルソン・マッタ、ドゥドゥカ・ダ・フォンセカを擁するUSフィールドの本格派ジャズ・ブラジレイロ・ユニット「トリオ・ダ・パス」の2016年最新作。1985年の結成以来、実に30年目になる同志。それぞれソロでも活躍する中で、長きに渡りともにしてきた3人が帰ってきたホームグラウンドは、やはりココ。30年目を祝うタイトルは、それぞれのキャリアを振り返るとともに、新たな歩みを感じさせる全10曲。それぞれが持ち寄ったトラックは、まさにトリオのために作られたといっても過言ではないスリリングでロマンティシズム溢れる旋律の数々。トリッキーなセンスはもちろん、数多くのレコーディングやライブで培った「音」に対するこだわり、そして会話をするかのように綴られた音の流れ...すべてが素晴らしく、そして紛れもなくブラジル的だ。唯一のカバーとなるバーデン・パウエルのm6も秀逸。
Romero Lubambo - Acoustic & Electric Guitars
Nilson Matta - Acoustic Bass
Duduka Da Fonseca - Drums
TRIO DA PAZ / トリオ・ダ・パス