2,420円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
ジスモンチ、メマーリ、ディエゴ・スキッシにも比肩する南米屈指のピアニスト。ポスト・ピアソラ~21世紀室内楽シーンの金字塔といえる大傑作!
エグベルト・ジスモンチ、アンドレ・メマーリにも比肩する作曲家・ヴィルトゥオーゾ演奏家のキャリアを代表する大傑作。タンゴをルーツに、現代音楽オーケストラからヴァイオリン・ソナタやピアノ独奏曲までを自在に書き分ける天才コンポーザーにして、クラシカルな難曲からジャズ的なインプロヴィゼーションをも駆使したピアノ演奏のヴィルトゥオーゾでもあるフェルナンド・オテロ。ノンサッチ・レコードをはじめ様々なレーベルから作品をリリースしてきたキャリアを総括する名旋律が凝縮されたのが、2014年リリースの本作である。『プリマドンナ』はオテロの母であり音楽家としての師でもあったエルザ・マーバルへのオマージュ作品。M1は管弦にバンドネオンを加えたタンゴ風の室内楽オーケストラ作品で、ディエゴ・スキッシと双頭といえるポスト・ピアソラ路線の急先鋒としての一面を遺憾なく発揮した快作。続くM2はピアノ独奏による小品で、ブラジルの至宝アンドレ・メマーリの超名曲「Um Anjo Nasce」を連想させる美しさ。さらには4や7のような高速テンポと南米ならではのグルーヴィーな演奏は、同じくブラジルのエグベルト・ジスモンチを彷彿させるヴィルトゥオーゾ性と広大な世界観を顕わにする。M11は過去に共演歴もあるクインシー・ジョーンズの楽曲カヴァーで、オテロのアレンジによってタンギッシュな21世紀室内楽へと昇華されている。ニューヨークを拠点に、クインシー・ジョーンズ、クロノス・カルテット、エディ・ゴメス等と共演、グラミー賞受賞・ノミネートも複数重ねるなど、現代アルゼンチン音楽屈指の実力派として名声を高めてきたフェルナンド・オテロ。その音楽性が存分に凝縮された、キャリアを代表する大傑作。
【Personnel】
Fernando Otero: Piano Los Angeles Session String Orchestra / Violin: Nick Danielson, Damian Bolotin / Bandoneon: Marcelo Nisinman, Hector del Curto / Trombones: Ryan Keberle, Jeff Bush / Violoncello: Patricio Villarejo
Double Bass: Pablo Aslan, Angel Bonura
FERNANDO OTERO / フェルナンド・オテーロ