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2017年1月入荷予定!サイケ方面からも昨今再評価の著しい70年代のエラスモ・カルロス作品が一挙3作CD/VINYLで再発!
再発タイトル一覧はこちら http://diskunion.net/latin/ct/news/article/1/63394
エルヴィス・プレスリーを筆頭にリトル・リチャード、チャック・ベリーといったロックンロール・スターへの憧れからスタートし、ジョーヴェン・グアルダ・ムーヴメントを経て、ホベルト・カルロスとともにブラジル音楽を代表するS.S.W.へと成長。今でも第一線で活躍するエラスモ・カルロス。長いキャリアにおいて、様々な音楽を取り上げてきたエラスモだが、ブラジル音楽ファンはもちろん、サイケ、アシッド・フォーク、プログレといった幅広いジャンルから近年求められているのが1970年代の作品である『E OS TREMENDOES』, 『CARLOS, ERASMO』, 『SONHOS E MEMORIAS 1941-1972』の3タイトルである。
本作は1972年にリリースされた作品で今回再発される3タイトルのなかでももっとも人気のある作品だ。レパートリーはすべて朋友ホベルト・カルロスとの共作。ルイザォン、ホベルチーニョ・シルヴァといったブラジル音楽を支える名手、ベルトラミ、ママォン、アレックス・マリェイロスといったアジムスの3人、さらにはソン・イマジナリオ、オ・テルソといったブラジルを代表するプログレッシブ・ロック・バンドの面々が参加。エラスモ流のレイドバック・サイケ・サウンドが完成したブラジル音楽史に残る大名盤である。
これまでに本国ブラジルで3枚組ボックスの一枚としてCD再発されたほか、2015年には日本限定枚数プレスとして廉価盤CDがリリースされたがすでに廃盤。とりわけレコードでのリイシューは快挙と言えるだろう。アルトゥール・ヴェロカイ再評価以降、過去のブラジル音楽に対する歴史や序列は日に日に更新されている昨今だが、今回のリイシューで一部のコレクターの間のみで親しまれていたエラスモの名作があらためて世に問われることになる。
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ERASMO CARLOS / エラスモ・カルロス