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エルメートの系譜を継ぐバンド、トリオ・クルピーラの一員にしてブラジルだけでなくUSのジャズ・シーンともリンクする現代ブラジリアン・ジャズ随一のギタリスト、ファビオ・ゴウヴェアの作品を一挙取扱。
Fabio Gouvea(ファビオ・ゴウヴェイア)は、サンパウロ出身のギタリスト。10歳からギターを始め15歳でタトゥイ音楽学院で学び始める。1996年からアンドレ・マルケス、クレベール・アルメイダと共にトリオ・クルピラを結成、活動中。同時にリーダー作をも精力的に製作、発表。今年リリースしたばかりの2作品と2014年作品の1作品が日本にも到着!
エルメート・ファミリーの一員としてイチベレのトラでベースを弾くこともあるというFabio。エルメートと現代ジャズに大きく影響を受けつつ、自ら作曲、アレンジ、プロデュース、そしてギターやフルートなど複数の楽器を演奏。編成は異なりますがどれも有機的な暖かさに満ちた音楽で、ゆっくり時間をとって聴いていただきたい作品です。
こちらは2017年にリリースされた2作品のうちの一枚で、作曲、アレンジ、プロデュース、ギター、フルートまでをファビオが担当。ブラジル北東部のダンス音楽マラカトゥをベースにDô De Carvalhoが印象的なサックスを披露する#1にはじまり、エルメートからの影響も感じさせるテクニカルな楽曲を精緻なアンサンブルで見事に演奏する#2、巧みにリズム・チェンジしながら密度の高いセッションを聴かせる#5、アコースティック・ギターの音色が美しい小品#6、華麗なパスワークを観ているかのような#8("Camisa10"とはサッカーの背番号10番のこと。歴代のトップ選手が背負う番号で現在はネイマールがつけている)まで。ブラジルのインストゥルメンタルらしいアレグリア(喜び)を大いに感じさせつつも、それぞれの楽器のトーン、アンサンブルの精度は実に高く、現代的。とりわけボサノヴァからUS現代ジャズ的なスタイルまでを披露する多彩なファビオのギターは圧巻の一言である。エルメートの遺伝子/ブラジル・インストゥルメンタルの伝統と現代ジャズのもっとも美しい邂逅のひとつとして、すべてのジャズ/ブラジル・インスト・ファンにレコメンド!
Cleber Almeida(dr), Felipe Brisola(b), Beto Corrêa(Piano,Acordeon), Dô De Carvalho(Sax,Flauta) ,Fabio Gouvea(g,fl)
その他2作品はこちら
FABIO GOUVEA / ファビオ・ゴウヴェイア