Sunnysideの初期代表アーティストハロルド.ダンコ&カーク.ライトシー、2台のピアノでウェイン・ショーターの至高の楽曲を演奏!
Sunnysideの初期代表アーティストハロルド.ダンコ&カーク.ライトシー、2台のピアノでウェイン・ショーターの至高の楽曲を演奏!
2,310円(税込)
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※デジパック
★ 1937 年生まれのカーク・ライトシー、1947 年生まれのハロルド・ダンコが'84 年に録音したデュオによるウェイン・ショーター集。
★オハイオ生まれのダンコは、サド・ジョーンズ、ウディ・ハーマンといったビッグ・バンドで活躍するほか、ジェリー・マリガン= リー・コニッツのバンドでも演奏。デトロイト生まれのカーク・ライトシーはデクスター・ゴードン、ベティ・カーター、ウディ・ショウのバンドで活躍。そんな二人は、共にチェット・ベイカーのバンドでピアニストをつとめ、またSunnysideの初期を代表したピアニストとしても知られるところでしょう。(Sunnysideの歴史はハロルド・ダンコの『Mirth Song』から始まったのです)。
★さて、そんな二人が奏でるショーターの楽曲は、魅力のコアとなるメロディの美しさ、ハーモニーの妙を二台のピアノで秀逸にトランスレートした演奏集。ダンコ曰く、「ショーターの書いた( 描いた)ものは発展させることも出来るけど、何も加える必要がないものだ。クラシックとジャズ双方のバックグラウンドを持つ自分たちにとって、このプロジェクトは相性のいいものだった。」とのことですが、過剰なアレンジを施すことなく、シンプルに紡がれていく演奏によって、元の素材の魅力が鮮やかに浮かび上がります。
★まず、オープニングの名曲<Ana Maria> に見る不可思議にも、広大さを感じさせる演奏から引き込まれること必至。この楽曲は、ショーターが愛する妻アナ・マリアに捧げ、ミルトン・ナシメントをフィーチャーした『ネイティヴ・ダンサー』で演奏された曲ですが、プリパード・ピアノも取り入れたイントロとエンディング、テーマに入るところのミステリアスにも、なんとも名状しがたいハーモニー感覚、ボディの美しいピアノの対話、これだけでも、なにかを感じさせるものがあります。
★楽曲はショーター自身のリーダー作のものはもちろん、マイルス・デイヴィス、フレディ・ハバード、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのメンバーとして活動した時期に提供した楽曲も含む11 曲。録音は左右チャンネルがぼかされていますが、“線のようなピアノが僕、織物のような面をもったピアノがライトシーといえるかな”、とダンコ。至高の美しさをもった楽曲を中心にしつつ、ストライド的なアプローチで楽しさあふれる演奏を見せるM5やM7なども聴き所です。
Kirk Lightsey(p), Harold Danko(p)
(メーカーインフォより)
KIRK LIGHTSEY / カーク・ライトシー