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ジャズ meets 室内楽の最先端!?儚くも美しい刹那的な美の世界。
ポスト・クラシカル的な視点でも楽しめる室内楽ジャズの大推薦盤がリリース!!
ピアニスト / コンポーザー、ジョアン・グラデンの2018年作。
アルバム・タイトル・トラックでもある1曲目"Olagenheter"の儚くも美しい刹那的な美が2分30秒という短い時間の中に凝縮された凄さ・・・タイトル・トラックだけに本アルバムの世界観を象徴するかのような楽曲です。
ベースとクラリネットによる印象的なパートで始まる2曲目「Odrömt」も近代の作曲家のような雰囲気を感じさせながらも、不思議とジャズを感じさせる楽曲。
フリー・ジャズを思わせる冒頭から軽やかなタッチのテーマへと流れ込み、古い人形が踊るかのような独特のアンサンブルを聴かせる4曲目「Fidelix」、クラシカルなテーマから現代音楽を想わせる弦の響きへと展開する6曲目「Bas Plessis」、本アルバムで最もハードな7曲目「Sysslolösheten」。
ラスト・トラック"Sågen"はクラシカルな要素が非常に強く、まるで映画のワンシーンや古い写真を眺めるかのような落ち着いた美しさとトーンが美しい「聴いて良かった。」と思える素晴らしい楽曲。
ストックホルムの伝説的なスタジオ、Atlantis Studioで録音された録音も気合い十分の1作。
ティグラン・ハマシアンやディエゴ・スキッシ、ポスト・クラシカルが好きな方にもオススメしたい室内楽ジャズの大推薦盤です。
■Johan Graden - Piano
Josefin Runsteen - Violin
Per Texas Johansson - Clarinet
Pär-Ola Landin - Bass
Konrad Agnas - Drums
JOHAN GRADEN