PEDRA DO ESPIA / ペドラ・ド・エスピア

ITIBERE ORQUESTRA FAMILIA イチベレ・オルケストラ・ファミリア

帯ライナー付国内仕様盤

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レーベル
Unimusic
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
組数
2
規格番号
UNCD020
通販番号
1007776866
発売日
2018年12月19日
EAN
4988044882195
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商品詳細情報



■ 帯/解説付国内仕様CD / 解説 : 阿部浩二 

――― このバンドの母体は、1999年にリオにあるヴィラ=ロボス音楽学校においてイチベレが行った一週間のワークショップである。この時のワークショップが好評で定例化し、まるで家族のようだとのことでイチベレ・オルケストラ・ファミリアと命名され、今回のアルバムに繋がっている。集まったのは、まだ二十歳そこそこの若きミュージシャンたち。音楽的スキルもまちまちな若者が集まり、こんな壮大な音楽絵巻が出来上がるのはなぜか? ワークショップの手法は、現在まで引き継がれているが、それを説明してみよう ―――
(ライナーノーツより一部抜粋)

長年イチベレと親交をもち、日本で行われたイチベレのワークショップを開催したギタリストの阿部氏が解説を担当! イチベレの音楽観、師であるエルメートとの違い、そしてワークショップの手法...イチベレの音楽を知るにはマストです。



エルメート・パスコアルのブレーンにして愛弟子! イチベレ・ズヴァルギが自身の生徒たちと録音し2001年にリリースした名作 『PEDRA DO ESPIA』 が UK FAROUT RECORDINGS より復刻!!

イチベレ・ズヴァルギ。1960年代から音楽キャリアをスタートし、1977年からエルメート・パスコアルのグループの一員となり、現在に至るまでエルメートのブレーンとして活動する作編曲家 / ベーシストである。エルメートの数多くの作品への参加はもちろん、自身のグループでもこれまでにも多くの作品をリリース。今年リリースされたばかりの 『INTUITIVO』 を含め、そのどれもがいまだに名盤として聴き継がれている。また後進の音楽家の指導にもあたっていて、ジョアナ・ケイロスやベルナルド・ハモス、カロル・ペネージといった今注目を集めつつあるブラジルの器楽奏者たちもイチベレ学級の生徒であった経歴を持つ。2017年2018年とエルメート・グループの一員として来日した際もワークショップを開催し好評を博すなど、その影響力は単にリスナーにとどまらず、世界中のミュージシャンにまで及んでいる。

そんなイチベレが2001年にリリースしていたのがこの 『PEDRA DO ESPIA』 である。当時若手だった才能溢れる29名の音楽家を束ね録音された本作は、エルメートの提唱する 「MUSICA UNIVERSAL」 の世界を、イチベレが整理し、若手へと継承。ラボのようにコミュニケーションを繰り返しながら共に作り上げた、まさにイチベレの 「ファミリー・オーケストラ」 による作品だ。 変拍子、独特のコード展開、複雑なハーモニーがめくるめく登場しながらも一糸乱れぬアンサンブルが次々とキメを披露するその内容は、エルメートの世界を継承しつつさらに推し進めたもの。ややもすれば難解になりがちな音楽ではあるが、構成力がとにかく素晴らしく、2CD全16曲というヴォリュームもあっと言う間に感じられるほどの完成度も特筆である。

メンバーにはジョアナ・ケイロス(当時はジョアナ・ヂ・カストロと名乗っていたようだ)、ベルナルド・ハモスといった 『ジェスト』 の2人や、US SUNNYSIDE からの世界デビュー盤も好評を博したヴィトール・ゴンサルヴェスなど、今となってはブラジルを代表する音楽家となった面々もちらほら。ブラジルの器楽奏者にとって、もっとも重要な学校でありファミリーの中心としてイチベレが活躍していたこともうかがえる。

エルメート・パスコアルの音楽を受け継ぐ第一人者イチベレの代表作ともいえる、ブラジリアン・ジャズの金字塔である。

Ajurina Zwarg (Drums, Percussion, Harmonica) | Aline Goncalves (Flute, Piccolo, Bass Flute, Clarinet, Recorder) | Ana Leticia (Cymbals, Pandeiro, Triangle, Vibraphone, Xilophone, Agogo, Surdo) | Bernardo Ramos (Electric Guitar) | Bruno Aguilar (Electric Bass) | Cristiano Nascimento (Viola Caipira, Classical Guitar, Mandolin) | Georgia Camara (Drums, Percussion) | Glaucia Aguiar (Classical Guitar) | Isadora Scheer (Violin) | Itiberê Zwarg (Electric and Acoustic Bass, Cymbals, Melodica, Keyboard, Agogo, Cavaquinho, voice) | Joana de Castro (Clarinet, Bass Clarinet) | João Bittencourt (Piano, Keyboard, Fender Rhodes, Melodica) | Leticia Malvares (Flute) | Luanda Bem (Clarinet) | Luciano Camara (Acoustic & Electric Guitar) | Mayo Pamplona (Acoustic & Electric Double Bass) | Maria Carolina (Flute) | Maria Clara (Cello) | Mariana Bernardes (Voice, Cavaquinho, Zabumba) | Miguel Martins (Guitar, Mandolin, Cavaquinho) | Mingo Leahy (Drums, Percussion) | Pedro Albuquerque (Acoustic Bass) | Pedro Araujo (Cello) | Pedro Christiano (Electric Bass) | Pedro Paulo Junior (Trumpet, Flugelhorn, Mellophone) | Renata Neves (Violin) | Roberto Rutigliano (Drums, Agogo, Block, Triangle) | Sidney Herszage (Tenor & Soprano Saxophone, Flute) | Tomaz Lemos (Electric Guitar) | Vitor Goncalves (Piano, Sax, Melodica) | Vitor Medeiros (Saxophone)

All compositions and arrangements by Itiberê Zwarg (Except "17 de Janeiro" by Hermeto Pascoal, arranged here by Itiberê Zwarg) | Artistic Production: Itiberê Zwarg | Executive Producer: Vitor Hugo Jardini | Assistant Producer: Teresa Faria | Sound technicians: Eduardo Costa, Paulo Brandao, Vanius Marques & Eber Pinheiro | Mixed by: Paulo Brandao | Mastered by: Ricardo Garcia (Studio Meg Master) | Recorded and mixed in Studio JAM, Barra de Tijuca, Rio de Janeiro, in January, February, March & April 2001

輸入盤 2CD / LP

ソングリスト

Disc 1

  • 1.Na Carioca
  • 2.Bota Para Quebrar
  • 3.De Coracao Aberto
  • 4.Forro No Encontro Dos Rios
  • 5. Curupira
  • 6. Arco-iris de Som
  • 7.No Varal
  • 8.Toada Cigana

Disc 2

  • 1.Doce
  • 2.Vale de Luz
  • 3.De Repente
  • 4.Muito Natural
  • 5.Ao Pe Da Lareira
  • 6.Hora Da Prece
  • 7.17 de Janeiro
  • 8.Pedra Do Espia