2,530円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
■エストニアに生まれ、作曲家、サクソフォーン奏者としてコペンハーゲンを本拠に活動するマリア・ファウスト Maria Faust(1979-)は、ソロ活動の他、スタイルの異なるいくつかのバンドを主宰しています。そのプロジェクトのひとつ、金管楽器、木管楽器と鍵盤楽器のアンサンブル「サクルム・ファチェレ Sacrum Facere」(MFSF)はは、2014年にアルバム『Sacrum Facere(人身御供)』をリリース。エストニア伝統の音楽をジャズ、フォーク、クラシカル、ポップの要素と結合した音楽が注目され、デンマーク音楽賞の「最優秀作曲家」と「最優秀ジャズ・クロスオーバー・リリース」を受賞しました。
■MFSF の新しいアルバム『Organ(オルガン)』は、人間と神の媒体として作られ「神を讃える楽器」と呼ばれる大聖堂のオルガンの響きと楽器にまつわる物語をコンセプトに制作されました。彼らが録音セッションを行った聖ニコラス教会は、エストニアの首都タリンの世界遺産に登録された「歴史地区」にある歴史建造物のひとつです。この教会は、13世紀中期、商人と船乗りの守護聖人「聖ニコラス」に捧げるため建立され、第二次世界大戦中の1944年3月9日、ソ連軍の大空襲とそれにともなう火災で大きな被害を受けました。1953年から30年以上かけて修復が行われ、1984年、エストニア芸術博物館の一部門として再開。現代美術の展示やコンサートホールとして使われています。新アルバムのセッションは、アメリカのテナーサックス奏者、ネッド・ファーム Ned Ferm 以下、前作とほぼ同じメンバーで行われました。ピアニストのエマヌエーレ・マニスカルコ Emanuele Maniscalco はオルガンを担当、ダニエル・ヘシュケダールに代わるテューバ奏者としてヨナタン・アールボム Jonatan Ahlbom が参加。《Stroma I, II, III》のオルガンは、エストニアのウッラ・クリグル Ulla Krigul が弾いています。※録音:聖ニコラス教会(タリン、エストニア)
MARIA FAUST SACRUM FACERE
フォーマット別一覧