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※LP
ピアニスト、ドラマー、プロデューサーとしてマルチに活躍するジュリアス・ロドリゲスのメジャー・デビュー・アルバムがVerveから登場!
■ロドリゲスはジュリアードを中退し、A$AP Rocky, cautious clayらとツアーした後、デビューアルバムで独自のサウンドパスを確立しているまだ23歳の大注目株!
■ジャズ界の長老、ポップス界、インディーズ界を問わず、その卓越した技術、ヨーダのような複雑なメロディへの理解を持ち、ジョージ・マーティンにインスパイアされたプロダクションで驚かせるロドリゲスは、その音に対する敬意で注目を集め、誰がどのように分類しようとも、彼にしか成しえないサウンドを創造する。 既にリリースされている先行シングル、「Gift Of The Moon」はトランペットが重なり合うサイケデリックなナンバーで、ロイ・ハーグローブやサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドに通じるハイレベルなプロダクションが特徴的だ。ロドリゲスはこの曲を「ソロ・セクションがないので、伝統的なジャズの曲ではない、私が書いた最初の曲」と呼んでいる。彼はこの曲をどうするか何年も悩んだ末、2019年にトランペット奏者のジベトン・ゲリンに既存の録音の上にソロを依頼した。ロドリゲスはゲリンの3つのテイクのうちどれかを選ぶことができず、「だから全部を同時に使って、今の形になったんだ」という。これは、ジョージ・マーティンと、彼が若い頃に憧れたビートルズのスタジオ・ハックから、また、故ハーグローヴがトラックをオーヴァーダビングしたレコーディングから、彼が身につけたトリックである。ジュリアスのシンセサイザー・パートとオニキスの仲間であるニック・ハキムの言葉のないヴォーカルが加わり、見事なインストゥルメンタル・ミニチュアが完成。
■本作は、ゴスペル、ジャズ、クラシック、R&B、ヒップホップ、実験、プロダクション、そして卓越した技術力を大鍋でかき回して、注目を集める素晴らしいデビュー作。11歳の頃にロドリゲスは、スモールズ・ジャズ・クラブでジャズの腕を磨き、お気に入りのエリントンの曲 ""Take the A Train"" を演奏して聴衆を沸かせたそう。そして2018年にジュリアードを中退し、厳格なカリキュラムをシッカリとこなし、A$AP Rockyとツアーを行うようになった。そしてついに2022年の今、ロドリゲスは、モンク、コルトレーン、ソランジュ、ジェームス・ブレイク、サンファなど、彼の人生と影響を織り込んだ素晴らしい本作をリリース。 ライヴの即興演奏とハイレベルなプロダクションが複雑に組み合わさった作品で、Gen-Zジャズと呼ばれるように、ジュリアス・ロドリゲスの演奏する「音楽」を聴くと、それは歴史に精通し、現代の文脈を意識したモダンなサウンドであることがわかるはず。彼の音楽は、新しいスタンダードと音楽の先駆者としての未来をあえて想像させる。ポップス、ヒップホップ、ダンスがメロディ、ハーモニー、リズムに影響を与える雰囲気の中で育った前衛集団だから、もちろんそれは彼らの即興演奏のDNAの一部でもあるのだ。そして、それがジュリアス・ロドリゲスのサウンドテルズであり、聴く人を選ぶのである。
JULIUS RODRIGUEZ / ジュリアス・ロドリゲス
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