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2021 年 10 月 MZES 東京(所在地:赤坂)が企画した則竹裕之と須藤満の 35 周年記念セッションに安藤正容が参加したことがきっかけで結成されたユニット。
初演の場所にちなみ『アカサカトリオ』と命名。ファーストアルバムをリリース

今作は安藤正容の楽曲を中心に構成された記念すべきファーストライブをレコーデイングした、いわゆるファーストテイクのライブ盤。 一発録りでのパフォーマンスを披露する 3 人の技量の高さを存分に味わえる作品となっている。
安藤正容が 43 年間在籍した T-SQUARE...その⻩金期と言われる時代のリズム隊として安藤を支え続け、日本だけではなく海外公演も共にした則竹・須藤。 アカサカトリオは当日のリハーサルのみ。 にもかかわらず阿吽の呼吸で異次元のパフォーマンスを披露している。

アカサカトリオ
Guitar 安藤正容/Masahiro Ando
Drums 則竹裕之/Hiroyuki Noritake
Bass 須藤満/Mitsuru Sutoh

安藤正容(Guitar) ギタリスト/コンポーザー/プロデューサー
大学在学時に「THE SQUARE (1989 年に「T-SQUARE」に改名。以下同)」を結成、1978 年にプロデビューを飾る。 以来、2021 年の退団まで 43 年間リーダー兼コンポーザーとしてバンドを牽引。 類稀なる安藤のメロディーが多くのファンを魅了し T-SQUARE を日本を代表するフュージョンバンドへと導いた。 1987 年には安藤作曲による「TRUTH」がフジテレビ系「F-1 グランプリ」中継のテーマ曲として起用され大ヒットを記録する。
その後も数々の番組のテーマ曲やゲーム音源を手掛けている。 初代プレイステーションのロールプレイングゲーム「アークザラッド」の音楽を担当し、以後のシリーズでもメインテーマは変わらず使用され続けている。 また、全世界で大ヒットとなっている「グランツーリスモ」シリーズの音楽を担当しているなど、コンポーザーとしても高い評価を得ている。 また、T-SQUARE 在籍中の 1997 年に THE SQUARE 初代メンバーでもあったギタリスト・みくりや裕二とのアコースティック・ギター・デュオ「あんみつ」を結成。 現在でも精力的に活動している。 『安藤正容』が肩書となった今後は、『自分自身のクリエイターとしてのクオリティ』を追求する音楽活動を展開していく。

則竹裕之 (Drums) ドラマー/コンポーザー
1985 年「THE SQUARE」に加入しプロデビュー。 米国「PLAYBOY JAZZ FESTIVAL」への出演、10 回に及ぶ日本ゴールドディスク大賞(JAZZ 部門)受賞など、在籍 15 年に及ぶその活動は国内外に広く評価された。 1999 年ソロアルバム「DREAMS CAN GO !」を発表。 同グループ退団後は、「渡辺貞夫クインテット」、「渡辺香津美 Jazz 回帰 Project」、「本田雅人 BAND」、「unit asia」、「BATTLE JAZZ BIG BAND」、「DIMENSION」等のレギュラーメンバーとして日本のジャズ・フュージョン界を牽引する傍ら、2010 年より平原綾香のサポートを開始。 また、「シエナ・ウインド・オーケストラ」との度重なる共演など、ジャンルを問わぬ色彩豊かなドラミングに各方面から絶大な信頼が寄せられている。 神保彰とのツインドラムユニット「Synchronized DNA」でモントリオール・ドラム・フェスティバルに出演。 前例のないドラムのみのユニットとして世界の注目を集めている。 また、ドラムクリニックや昭和音楽大学ジャズ・ポップス科講師を通じて、後進の指導にも意欲的に取り組んでいる。

須藤満(Bass) ベーシスト/コンポーザー
1986 年に「THE SQUARE」に加入し、切れ味鋭いスラップと歌心のあるボトムで人気を博す。 2000 年の T-SQUARE 脱退後もゴスペラーズなどのサポートのほか、さまざまなバンドやセッションに参加、近年は年間 200 近いステージを務めている。 熊谷徳明(ds・元 CASIOPEA)らと結成した TRIX では 2004 年のデビューから年一作ペースでのオリジナルアルバムのリリースを継続、また 2021 年末にはアニソンを取り上げたカヴァーアルバム『CoverX』を発表。 自己名義のアルバムはこれまでに 3 作品をリリースしている.