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ジュサーラ・シルヴェイラ : ブラジル・バイーアが生んだ実力派インタープリターの新作は、セルソ・フォンセカ、カエターノ、そしてトリバリスタスなどのカバーを取り上げた、高貴な恋歌集。
ジュサーラ・シルヴェイラ。90年代後期にバイーアから登場した印象派女性シンガーで、マリア・ベターニアのフォロアーと目され、しかもガル・コスタに近い声を持ち、高貴で奥深い作風のリリースをコンスタントに続けることで、熱心なMPBリスナーにファンの多い実力派歌手である。2011年リリースとなるこの「AME OU SE MANDE」は、ブラジルMPBシーンの恋歌を取り上げた同名のコンサート・ツアーが企画の発端。その素晴しいステージが好評を博し、ジュサーラの思い入れが特に強いレパートリーを、スタジオ・レコーディングとして新たに敢行/収録されたのがこの1枚。
セルソ・フォンセカ&ホナルド・バストスのカバー#1に始まり、カエターノ・ヴェローゾ(#2)、アルナルド・アントゥネス/カルリーニョス・ブラウン/マリーザ・モンチのユニット「トリバリスタス」の好演で著名な#4、ポルトガルを代表する詩人フェルナンド・ペッソアの叙情詩に、硬派ピアニストのゼ・ミゲル・ウィスニッキが曲を付けた#8、ゼカ・バレイロ作#10、そしてラストのモラエス・モレイラ&ルーラ・ガルヴァォンのコンビによる佳作まで、故郷バイーアを中心に、洗練された「愛の歌」が全編を包み込む。
MPBシーンのトップ・ピアニスト、サシャ・アンバーク、そしてパーカッショニストのマルセロ・コスタを従えた、シンプルで研ぎ澄まされたジャジー・サウンドをまとい、説得力のあるジュサーラの美声が映え渡る見事な逸品。MPB女性アーティストに焦点をあてた気鋭レーベル、ジョイア・モデルナが放つフェミニズム溢れるアルバムだ。
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JUSSARA SILVEIRA / ジュサーラ・シルヴェイラ