ブルックナー:交響曲全集 VOL.3(7-9番、詩篇第150篇、テ・デウム)(SACD)

EUGEN JOCHUM オイゲン・ヨッフム

タワーレコード企画・限定生産 / TOWER RECORDS DEFINITION SERIES

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6,985円(税込)

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レーベル
タワーレコード(CLASSIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
SACD
組数
3
規格番号
PROC2296
通販番号
CL-1008206089
発売日
2020年10月21日
EAN
4988031399804
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商品詳細情報

こちらの商品はタワーレコード様企画商品ですが、限定販売期間が解除されましたので、ディスクユニオンでも新品のご注文を承れます。
限定生産となっておりますので、制作元完売の際は何卒ご容赦ください。



ヨッフム1回目のブルックナー:交響曲全集SA-CD化企画第3弾。
BPOとの至極の後期交響曲集他を最新復刻。
詩篇150篇は世界初SA-CD化。
交響曲第7番は新規で本国アナログ・マスターテープより最新復刻

★ヨッフムが1958年から67年にかけてベルリン・フィル、バイエルン放送交響楽団と完成させたDGレーベルへのブルックナー:交響曲全集のSA-CD化企画、最終第3弾。2020年5月20日発売の第1弾(PROC2283。第1-3番までの初期交響曲とモテット集+特別収録として交響曲第3番のリハーサル風景をSA-CD層に収録)、7月15日発売の第2弾(PROC2289。交響曲第4-6番)の続編です。既に交響曲第7番はSA-CDシングルレイヤーで2011年に、第8番と第9番(+テ・デウム)は2017年に市販で発売されていましたので今回は初SA-CD化ではありませんが、第7番に関しては高品位のデジタル化が9年前であったため、今回の復刻ではあらためて新規で本国のアナログ・マスターテープをエミール・ベルリナー・スタジオにおいて192kHz/24bitでデジタル化を行い、本企画で音質の統一性を図りました。そのため、「詩篇第150篇」のみ、初SA-CD化となります。

★DGのステレオ録音では既に第5番を録音していたヨッフムが、ベルリン・フィルとの全集中の収録として最初に取り上げたのは1964年1月の第8番でした。この第8番の録音場所は、DGがベルリン・フィルとの録音場所としてそれまで主に利用してきたイエス・キリスト教会ではなく、前年に完成していたフィルハーモニーとなっています。これはフィルハーモニーでの最初期の録音であり、テストケース的な意味合いもあったと思われますが、まだ新しいホールにDGの技術陣が馴染んでいないことや、完成直後のホールの音質的な面もあるのか、こと録音ではこれまであまり評価を得ていない音源かも知れません。高音膣化ではその点が露呈する可能性もありましたが、細部までわかる解像度の高さにより、演奏の質はもちろんのこと、むしろ初期のホールの特性を捉えた記録として貴重な音源と言えるかも知れません。尚、その後カラヤン含めフィルハーモニーで録音を行うことになるのは1970年代半ばであり、それまでホールの音響改善に関しては様々な取り組みが行われたようです。

★その後第7番は同年10月に、第9番は12月にイエス・キリスト教会に戻って収録が続けられ、65年6月に第4番、翌月に「テ・デウム」と「詩篇第150篇」を、10月に第1番を収録し残りは全てバイエルン放送響と録音が行われ、最初の全集が完成しました。ヨッフムの後期交響曲は、ブルックナー・ファンの間では初期や中期より評価が少し落ちる場合もあるようですが、細部やニュアンス豊かな高音質で聴くと、テンポ感やアーティキュレーションの必然性や関連がより見えてくるため、従来の評価を覆す可能性があります。それほど、これらのベルリン・フィルとの演奏は雄弁で、尚且つヨッフムの意向を伝統を踏まえた上で着実に構築できる当時のオケの技術の高さにも驚くと思います。

★音質的には従来同様、高音質化により特に重要な低弦の緻密な動きや密度感、各楽器のハーモニーの重なり具合や倍音、空気感といった要素が聴き分けられるようになったことで、ヨッフムが意図していた音楽性がより理解できるようになりました。エミール・ベルリナー・スタジオによる高品位のデジタル化とマスタリングは精度を増しており、以前のCDで聴かれたような高域寄りではないバランスも見事です。原点にかえり、この素晴らしい録音を再認識できるだけの復刻を今回も目指しました。

★今回の復刻では本国オリジナルのアナログ・マスターテープに遡り、高音質のデジタル化を行いました。今回に限らず最上位のフラットマスターを使用したため、非常に優秀なプレゼンスを得ることができています。質感や各定位が驚くほど明瞭・明確になり、DSD化の恩恵も加わったこれまでにない優秀な音質を再現。この盤では制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位(192/24)でのデジタル化(PCM)を行い、ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオで、レーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、広瀬大介氏による新規の序文解説を掲載しました。   (タワーレコード)

※限定盤。世界初SA-CD化(2)。歌詞対訳付(2,5)。SA-CDハイブリッド盤
※2017&2020年マスタリング音源使用(独Emil Berliner Studiosにて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル変換したWAVデータをマスタリングしSA-CD層用にDSD変換。アナログ・マスターテープはその経年劣化と保存状態に応じて、可能な範囲で入念な修復作業を行った後に変換作業を実施)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレットに他のジャケットも掲載)
※通常ジュエルパッケージ仕様(マルチケース)
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:広瀬大介氏(新規序文解説)、アントン・ブルックナーの交響曲の解釈について(オイゲン・ヨッフム/訳:渡辺 護)他、解説書合計32ページ

【収録内容】
アントン・ブルックナー:交響曲全集Vol.3
[DISC1]
1 交響曲 第7番 ホ長調(ノーヴァク版 1881/83年)
2. 詩篇 第150篇
[DISC2]
3. 交響曲 第8番 ハ短調(ノーヴァク版 1889/90年第2稿)
[DISC3]
4. 交響曲 第9番 ニ短調(ノーヴァク版 1887/96年)
5. テ・デウム

【演奏者】
マリア・シュターダー(ソプラノ) (2,5)、
ジークリンデ・ヴァーグナー(アルト) (5)
エルンスト・ヘフリガー(テノール) (5)、
ペーター・ラッガー(バス) (5)
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団(合唱指揮:ヴァルター・ハーゲン=グロル) (2,5)、
ヴォルフガング・マイヤー(オルガン) (5)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
オイゲン・ヨッフム(指揮)

【録音】
1964年1月13-24日(3) ベルリン、フィルハーモニー
1964年10月6-10日(1)、1964年12月1-5日(4)1965年7月(2,5) ベルリン、イエス・キリスト教会

【原盤】
Deutsche Grammophon

【Remaster】
DSD Remastered by Emil Berliner Studios, 1/2017(3-5)、8/2020(1-2)
2017年と2020年に本国のオリジナル・アナログ・マスターテープよりリマスタリング

【Original Recordings】
Executive Producer: Otto Gerdes、 Recording Producer: Wolfgang Lohse、 Balance Engineer: Klaus Scheibe

【First LP Release】
139 137/38 (Nr.7 & Psalm), 138 918/19 (Nr.8), 139 117/18 (Nr.9 & Te Deum)