COMPLETE RCA VICTOR & COLUMBIA ALBUM COLLECTION

CLAUDIO ARRAU クラウディオ・アラウ

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レーベル
SONY CLASSICAL
国(Country)
EU
フォーマット
CD
組数
12
規格番号
88843071652
通販番号
DSN160708-12
発売日
2016年08月30日
EAN
0888430716520
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商品詳細情報

コンプリートRCA & コロンビア・アルバム・コレクション
【アラウ没後25年リリース】


このボックスは、2016年で没後25年を迎えるチリ出身の名ピアニスト、クラウディオ・アラウ(1903-1991)が、1941年から1952年にかけて、アメリカのRCAとコロンビアに残した全録音をオリジナル・マスター(ディスクおよびアナログ・テープ)から24bit/96khzリマスターし、CD12枚に収録したものです。アラウの録音は、何といっても1963年から亡くなるまで続いたフィリップス録音が質量ともに膨大であり、次いで1955年~62年までのモノラル~ステレオ初期のEMI録音もアラウ円熟期の姿を伝える名演として何度も再発売されていますが、この1941年~52年のRCAとコロンビアへの録音はこれまで散発的にCD化されてきただけで、その全貌が伝えられるのは今回が初めてとなります。

これらの録音は、それまでベルリンを本拠に演奏活動を行なっていたアラウが、ナチスの台頭と戦局の悪化のためアメリカに移住し、1941年2月のニューヨーク・タウン・ホールとカーネギー・ホールでのリサイタルで大成功を収め、それ以後ニューヨークを本拠地にしていた時期に行われたもので、ちょうど30代後半から40代後半にかけての壮年期の颯爽たる演奏を聴くことが出来ます。モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、リスト、ドビュッシーなど、アラウの演奏レパートリーの根幹をなし、再録音もある作品では、単なる技巧や華麗さを超越した音楽の本質を見つめるアラウの演奏の特徴が十全に刻み込まれています。協奏曲では、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団(ベートーヴェン、リスト)、クリューガー指揮デトロイト響(シューマン)、デフォー指揮シカゴ響(シュトラウス、ウェーバー)と共演しています。またバッハの「インヴェンションとシンフォニア」からの抜粋、ウェーバーのソナタ第1番、シュトラウスの「ブルレスケ」、アルベニスの「イベリア」、なぜか終曲「スカルボ」が録音されなかったラヴェル「夜のガスパール」など、アラウにとって唯一のセッション録音となった作品が含まれているのもポイントです。意外なところでは、ベートーヴェン「エリーゼのために」、リストのハンガリー狂詩曲5曲なども再録音がなく、貴重なドキュメントといえるでしょう。

また1942年録音のバッハ「ゴールドベルク変奏曲」は、ベルリン時代からバッハ作品をチクルスで取り上げていたアラウの重要なレパートリーであり、アラウ本人の強い希望で録音されました。しかしアメリカに亡命したランドフスカがRCAに同曲を1945年に録音したため、アラウ本人の希望で発売が見合わされ、1988年になってアラウ承認のもと初めて発売されたといういわくつきの演奏です。またモーツァルトの幻想曲K.475は初出音源です。全てオリジナル・マスター(ディスクおよびアナログ・テープ)より、名手アンドレアス・K・マイヤーによって新たに24bit/96khzリマスターが行われています。各ディスクは、当時のレーベル・デザインを採用し、初出LPのオリジナル・デザインによる紙ジャケットに封入され、クラムシェル・ボックスに収納されています。オールカラーのブックレットには詳細なレコーディング・データ入りのトラックリストとエッセイが掲載される予定であり、これまでのソニー・クラシカルの「オリジナル・アルバム・コレクション」の高いクオリティでのリリースとなります。 (資料提供:ソニーミュージック)

【収録予定曲】
【CD1】
1) モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283』[録音]1941年2月27日、ニューヨーク, 2) モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第18(17)番ニ長調K.576』[録音]1941年2月25-27日、ニューヨーク, 3) モーツァルト:『幻想曲 ハ短調K.475[初発売]』[録音]1941年12月15日、ニューヨーク、RCAビクター第2スタジオ, 4) J.S.バッハ:『インヴェンション第8番ヘ長調 BWV779★』『シンフォニア第6番ホ長調 BWV792★』『シンフォニア第15番ロ短調BWV801★』『インヴェンション第2番ハ短調 BWV773★』『シンフォニア第2番ハ短調 BWV788★』『インヴェンション第6番ホ長調 BWV777★』[録音]1945年2月25日、ニューヨーク、ビクター第1スタジオ, 5) J.S.バッハ:『半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903★』[録音]1945年2月25日、ニューヨーク、RCAビクター第1スタジオ(原盤:RCA)

【CD2】
1) ウェーバー:『ピアノ・ソナタ第1番ハ長調Op.24★』[録音]1941年2月20日、ニューヨーク, 2) ベートーヴェン:『創作主題による6つの変奏曲ヘ長調Op.34』[録音]1941年2月24-25日、ニューヨーク, 3) ベートーヴェン:『創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調Op.35(エロイカ変奏曲)』[録音]1941年2月24, 27日、1941年12月18日,ニューヨーク(原盤:RCA)

【CD3】
シューマン:『ピアノ協奏曲イ短調Op.54』~カール・クリューガー(指揮)デトロイト交響楽団[録音]1944年12月4日、デトロイト・メイソニック・テンプル(原盤:RCA)

【CD4】
1) R.シュトラウス:『ブルレスケ ニ短調★』, 2) ウェーバー:『コンツェルトシュテュック ヘ短調Op.79』~デジレ・デフォー(指揮)シカゴ交響楽団[録音]1946年4月13日、シカゴ、シンフォニーホール(原盤:RCA)

【CD5】
アルベニス:『イベリア第1&2巻★』[録音]1946年12月18日、1947年8月12, 15, 28日(原盤:コロンビア)

【CD6】
ドビュッシー:1)『ピアノのために』L.95, 2)『版画』L.100, 3)『映像第1集』L.110, 4)『映像第2集』L.111[録音]1949年3月29-31日、1949年7月19日(原盤:コロンビア)

【CD7】
1) ベートーヴェン:『ピアノ協奏曲第3番ハ短調』Op.37~ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団[録音]1947年12月24日, フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック, 2) ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」』[録音]1949年2月17, 25日(原盤:コロンビア)

【CD8】
ショパン:『24の前奏曲』Op.28(全曲)[録音]1950年12月27日, 1951年2月5日(原盤:コロンビア)

【CD9】
リスト:1) 『ピアノ協奏曲第1番変ホ長調』S.124, 2)『ハンガリー民謡旋律に基づく幻想曲★』S.123~ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団[録音]1952年2月17日, フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(原盤:コロンビア)

【CD10】
1) シューマン:『クライスレリアーナ』Op.16[録音]1946年12月12,16,18日, 2)シューマン:『アラベスク』Op.18[録音]1947年8月15日(原盤:コロンビア)

【CD11】
1)ショパン:『アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調』Op.22[録音]1947年11月8,14日, 2)ショパン:『ワルツ 変ホ長調「華麗なる大円舞曲」』Op.18[録音]1947年11月14日, 3) ベートーヴェン:『バガテル「エリーゼのために」★』[録音]1947年12月24日, 4) シューベルト:『アレグレット ハ短調』D.915[録音]1949年2月25日, 5-6)ラヴェル:『夜のガスパール★』より「オンディーヌ」「絞首台」[録音]1949年8月16日, 7-11)リスト:『ハンガリー狂詩曲第8, 9, 10, 11, 13番★』[録音]1951年10月24日, 1951年1月24日, 1952年2月22日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(原盤:コロンビア)

【CD12】
J.S.バッハ:『ゴルトベルク変奏曲BWV988★』[録音]1942年1&3月(原盤:コロンビア)

★=アラウによる唯一のセッション録音

以上全てモノラル録音、24bit/96khzリマスター


【演奏者】
クラウディオ・アラウ(ピアノ)