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2017年、70歳の誕生日を迎えるジョン・アダムズの新作「シェエラザード2」は女性ヴァイオリニスト、リーラ・ジョセフォヴィッツのために書かれた50分の長さを持つ「劇的交響曲」です。 このR=コルサコフやベルリオーズの作品を思わせる副題を持つ作品は、ジョン・アダムズがパリのアラブ・インターナショナル・インスティチュートを訪れた際、そこで展示されていた「アラビアン・ナイト」の世界、とりわけシェエラザードの物語に心打たれ、作品を書く事を決意したそうです。 アラビアン・ナイトの時代だけでなく、現在でも一部の国では女性が虐げられていたり、虐待されていたり、冒涜され続けており、これは深く憂慮すべきであると考えるアダムズは、自身のこの作品の中で「抑圧された世界に生きた賢い女性シェエラザードを独奏ヴァイオリンで描くことで、女性の本来の自由な精神を飛翔させることに成功していると言えるでしょう。作品には明確なストーリーはありませんが、曲全体は挑発的なイメージを持ち、ある時は彼女は追跡され、濃厚なラブシーンが繰り広げられ、宗教裁判にかけられる場面を経て、最終的には脱出、聖域へと飛翔していきます。シベリウス、プロコフィエフ、バルトーク、ベルクらの影響も感じられる壮大なスケールを持つ後期ロマン派風な味わいも持っています。ヴァイオリン・ソロを担当するリーラ・ジョセフォヴィッツは、ニューヨーク在住のユダヤ系カナダ人ヴァイオリニスト。数多くのオーケストラと共演し、現代作曲家たちの新作の初演も行っています。彼女が初演したエサ・ペッカ=サロネンのヴァイオリン協奏曲は2014年のグラミー賞にノミネートされました。 【収録曲】 ジョン・アダムズ:ヴァイオリンと管弦楽のための劇的交響曲「シェエラザード2」 【演奏】 リーラ・ジョゼフォヴィッツ(ヴァイオリン), チェスター・エングランダー(ツィンバロム), デイヴィッド・ロバートソン(指揮) セントルイス交響楽団 【録音】2016年2月, セントルイス、パワー・ホール
LEILA JOSEFOWICZ / リーラ・ジョセフォウィッツ
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JOHN ADAMS: SCHEHERAZADE 2
980円(税込)
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