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モントルー・ジャズ・ソロ・ピアノ・コンペティションで優勝するなど、今、ヨーロッパを中心に注目を浴びる、アルメニア出身のピアニスト。実に、3歳からツェッペリン、ビートルズを始めサッチモの曲等々をピアノを弾きながら歌っていたというお噂。(3歳ってホントかなぁ・・って不思議になってしまいますが)いわゆる神童、という人と言っていいでしょう。いいピアニストの音というのは、大編成であれ、廻りにどんな楽器奏者がいようと、音が浮き上がってきますが、このアーティストの音も、フロント奏者の合間に沸き立つ美しいレガートで奏でられる滑らかなリフ・フレーズや、パーカッシブなバッキング、そしてソロが聴く人の耳をひきつけます。
故郷アルメニアのトラッドと、本人のオリジナルを半々にしたアルバム構成。と、書くと過剰に民族色を感じさせるのかもしれませんが、現在アメリカ在住の奏者らしく、ポスト・バップの先鋭的なサウンドと、ノスタルジーが理想的に融合した展開になっており、アルバム通して聴いて興味深い展開になってます。
ただ一曲のスタンダードWHAT IS THIS THINGS CALLED LOVEはエレピで斬新に。みずからのルーツと探究心が結実された野心?作。
メンバーも豪華です。
TIGRAN HAMASYAN(p),ROUBEN HARUTYUNYAN(duduk,zuma),BEN WENDEL(ss,ts),FRANCOIS MOUTIN(b),ARI HOENIG(ds)
TIGRAN HAMASYAN / ティグラン・ハマシアン