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カウント・ベイシー楽団の重鎮として大活躍、コールマン・ホーキンスの流れを汲むテナーの正統派で、モダン・フルートの名手としても有名なフランク・ウェスの最初期の2回のリーダー・セッションを集めた1枚です。どちらもCommodoreに残されたもので、最初の8曲はクインテット編成の1回目のセッション、続く7曲はセクステット編成の2回目のセッション。最後の2曲はボーナス・トラックでセカンド・セッションの前日に行われたサド・ジョーンズ(cor)が、チャールズ・ミンガス(b)が主宰したデビュー・レーベルに残した初リーダー・セッションから。スイングの伝統と洗練されたモダン・ジャズの醍醐味をあわせもつ若き日のウェスを知る1枚です。(JAZZYELL99より転載)
Henry Coker(tb), Frank Wess(ts,fl), Jimmy Jones(p), Oscar Pettiford(b), Osie Johnson(ds), Joe Wilder(tp), Thad Jones(tp), Hank Jones(p), Charles Mingus(b), Kenny Clarke(ds)
FRANK WESS / フランク・ウェス